映画界の巨匠ジョン・ウー監督の「フェイスオフ」という名作アクション映画はご存知でしょうか。多人数の銃撃戦・白い鳩・スローモーションというツボを抑えた作品なんですが、冒頭からジョン・トラボルタとニコラス・ケイジの激しいアクションシーンがあるわけですが、ここでは互いに相手の残弾を数えあうというシーンがありました。弾切れ=負けという非常にヒリヒリした緊迫感のある場面ですね。
映画だけでなくFPS等の対戦ゲーム、そしてサバゲーでも相手の弾数や動きを予想し、リロードの隙に反撃を行うというテクニックがあります。いくら高性能で高火力な武器でも弾が切れれば無用の長物です。継続火力という言葉があるように途切れなく撃てる、もしくは素早くリロードを行えるというのはその銃火器にとっての総合能力を左右する一因だと言えます。
モジュラス フリップクリップ・マガジン
全長:– 重量:–
ナーフではこのリロードを少なくするために一つのアクセサリを販売しています。それがこのフリップクリップマガジンです。見た目は上下逆さまに接続された2つのマガジンそのものですね。一体化されているわけではなく接続パーツを使って組み合わされています。
もちろん容易に取り外しできますので単体使用も可能。
軟質プラ製。Nストライクとモジュラスのロゴがあります。多少の衝撃では破損しなさそうです。
単体ではノーマルマガジン(右側)とほぼ同じ。異なるのは連結クリップの接続用の突起があるかどうか。突起のないノーマルなマガジンではもちろん連結クリップは使えません。マガジン自体は共通規格なので、もちろんモジュラス以外のナーフでも使用できます。
なかなかの使い勝手
リロードの際は上下ひっくり返して差し込めばOK。空マガジンをポケットに差し込む手間も、新しいマガジンを取り出す必要もないんですね。使ってみると分かるのですが手首の動作だけで完結しますので素早いリロードが可能となります。
しかも下向きになっている方は拾ったダーツを継ぎ足していけるわけで、継続火力を向上させることができるというメリットも。
レギュレータで使ってみましたがこれは便利ですね。即座に入れ替えることで24発のダーツを撃ち出せます。途中で詰まってもひっくり返せばOKですし対人戦では特に威力を発揮しそう。
入手方法
現行製品ですのでネット通販、または量販店などの玩具売り場で購入することが出来ます。2018年8月現在で相場は1500円くらい。予備マガジン2個にダーツが付いていると考えれば結構お得なセットですね。
総評
残念ながら他のスコープやドットサイトと比べると地味なアクセサリですが、有用性という点で見れば恐らくアクセサリの中でもトップクラス。特にマガジンを使うナーフを他に持っているのであれば強くオススメできます。
買いやすい価格で見つけたらぜひ確保してみてくださいね。
コメント
途中送信してしまったので↑のコメ消してください…。
これ、両面不透明素材だからか、普通のクリップと違う素材なのかわからないけど、マガジンキャッチを押しても自重で落下しない事が多い気がします。回してリロードするから掴んで抜く動作が入るのでそんなに気にならないけど、連結せずに使う予備マガジンとして購入したのでちょっと困る。個体差なのか、今はもう改善されてるのか…。リーコンMk2付属のも同じく両面不透明で自重落下しないです。
ノギスが行方不明で厚みを測れないのですが、比べてみると少し分厚くなっているようです。脱落して破損するという事例は確かに良くあったそうですので改善(改悪?)されたのかもしれませんね。後日になりますが別記事で年代別に厚み計ってみます。ありがとうございました。