サイズ・重量 | 全長–cm | 発売年 | 2021 |
初速 | 18m/s(電池に依存) | 装填数 | 18×発 |
入手先 | アマゾンなど | 対応弾 | エリートダーツ |
使用できるのはノーマルダーツのみとなります。エリート2.0ダーツ、もしくは吸盤ダーツが使えます。
エリート2.0 タービンって?
Nストライクエリートシリーズの後継・更新機種として登場したエリート2.0。ほぼ全面的にデザインが刷新された他、徹底したコスト削減が行われている事で、従来よりもリーズナブルな価格で販売されています。
タービンはエリート2.0の中でも比較的に高級機と言える電動フルオート機となっています。にもかかわらず実勢価格は4000~5000円と嬉しいお値段。
また付属する18連マガジンは汎用性が非常に高く、同じエリート2.0のナーフだけでなくほとん全てのマガジン式ナーフで使うことが出来ます。
本体はオーソドックスな電動ナーフ
本体はセルリアンブルーっぽい色合いで、オレンジ色のパーツとのコントラストが非常に格好いいです。
両面ともにしっかりデザインされていて、いわゆる”のっぺり感”がありません。近未来的な見た目でやっぱりナーフって格好いいな、と思います。
ゲームで言えばAPEXに出てきそう。
塗装ではなく透かし彫りで文字やロゴを表していますので、従来のように擦れて消えてしまうという心配がありません。
カスタマイズはバレルとレール
カスタマイズとしてはアクセサリレールと延長バレルの取り付けが可能です。
とくにバレル交換は全体的な見た目が大きく変わります。カスタマイズとしても面白いものですので取り付けできるのはとても嬉しいですね。
シリーズ問わず、ナーフの銃身パーツはほとんどの場合にくっ付けることができます。
定番ですがエコーのバレルとか。
ただどうも「緩い」のでグラグラします。気になる場合はパーツの接触面にビニールテープなどを貼っておくと、ぐらつきが少し軽減されます。
イーグルポイントのスコープ取り付けてロングレンジライフル的な。
性能面では銃身は短いほうが良いんですけれども、見た目が抜群なのでこの組み合わせは是非して欲しいところです。
レコンMKIIIのサプレッサーとか
ついでにですがレコンMKIIIのサプレッサーを取り付けてみました。
ちょっと短めなので取り回しは良いものの、個人的にはもう少し長さが欲しいかも。
実射してみた
撮影台の上ですが試射してみました。初速は18m/sくらい。
電動ナーフの常として電池の性能に依存します。つまり新しくてパワフルな電池ほど性能が高くなります。
連射速度は秒間4発くらい?小気味よくパスパスパス!と撃てます。これは楽しい。
ただ動画でもありますように、すぐに撃ちきってしまうのでダーツ装填が大変です。射撃4秒、ダーツ拾いと装填作業に数分とか……
ストレスなく遊びたい場合は予備マガジンを持っておくと良いかもしれません。
もちろんナーフのマガジンであればほぼどれでも使えますのでお手持ちの物があれば是非。
写真は25連ドラムマガジン。こんなのも使えます。
ちなみに使った初速計はこのクローニー形。
注意:ダーツの好き嫌いが激しいです
実はこのタービン。ダーツの好き嫌いと言うか発射不良が多いのも特徴です。
例えば写真の青いダーツ。少し遊んでヘタってしまい細くなっています。
これを使うとどうなるかというと……
こんな感じに撃てません。
というか駆動部分にダーツが引っ掛からず、発射されずに詰まります。
シリコンオイルを塗布したり電池を変えたりもしたのですが、もっとも効果的な対策は「新しいダーツを使う」でした。
構造上、フライホイール式は回転する円盤に挟み込んでダーツを飛ばすわけなんですが、このタービンはどうもそのホイール間の間隔が広い?ためか細ったダーツでは引っ掛からず止まってしまうようです。
フライホイールの表面
ちなみにフライホイールはどうなっているかといえば
上下挟み込むタイプの一般的な構造ですね。
フライホイールはツルツルした表面でダーツが滑りそう。
ナーフ純正としては一般的ではありますけれども、もし可能なら社外品の溝がついたタイプに改造できればもっとダーツの飛びが良くなるかも。
ただタービン(というかエリート2.0)って接着されているので、分解するには破損覚悟で割る必要があります。改造のハードルは高め。
上記写真は耳かきスコープでを使ってみました。
分解できないナーフの中身を確認できて便利!と思ってたんですがピントが会いづらいのでどうにも使いにくい……
でもこういった細い場所を簡単にチェックするにはいいですよね。
結論:新しいダーツを使おう
もしお手持ちのタービンが撃てなくなったら。
故障ではなくダーツの方を疑いましょう。
エックスショットダーツのような少し短いダーツもほぼ撃てません。押し出されたダーツの長さが足りず、フライホイールに接触しないんですね。
使用できるのはノーマルダーツのみとなります。エリート2.0ダーツ、もしくは吸盤ダーツが使えます。
マガジン抜けにくいです
もう一つ弱点がありました。
個体差があるのかもしれませんが、タービンはマガジンを抜く部分のスイッチがかなり固め。
撃ちながら人差し指で押して素早くリロード、は結構厳しいです。
こうやって親指でしっかり押しながらでないとロックが外れないんですよね。
どうやらマガジンが無いとモーターが回らないような安全装置がある関係で、この動作部分が重くなっているようです。ここはちょっと駄目なところ。
対応ダーツはエリートダーツ
エリート2.0シリーズやフォートナイトのダーツが使えます。
弾頭部分が尖った互換ダーツでは撃てないものがありそうです。
使用できるのはノーマルダーツのみとなります。エリート2.0ダーツ、もしくは吸盤ダーツが使えます。
入手方法
アマゾンなどで販売中(2022/12月時点)。
総評:低価格の電動フルオートですが……
なんと言っても電動フルオートのナーフが実売4000~5000円で手に入るというのですから驚きです。連射速度は非常に早いわけでもなく、ナーフ戦で遊ぶにはちょうど良い感じ。
また全体的に軽量になっていますので、同じようなフルオート型ナーフに比べると扱いやすさは格段に向上しています。
連射スピードが早いとすぐに撃ちきってしまってダーツを拾う、弾込めするという時間の割合が大きくなってしまいます。ナーフ戦でなどでは上手くトリガーを調節するのって難しいわけですからね。
買われたらまずチェックを
ただ一方でコスト削減の余波なのか、検品が甘いと言うか初期不良の声を見かけることが多いです。私の買ったものもあちこちにプラスチックの切り屑というか、バリ取りのカスが残ってたりとかしますし。
再び登場、耳かきスコープ。
バレルの中は埃いっぱいでした。
タービンの初期不良については、当サイトにも「バレルの取り付け部分が溶けるように変形していた」とのコメントも頂いています。
もし買われた方はすぐに動作チェックをしたほうが良いかもしれません。レシートなども捨てないように。初期不良で返品対応してくれる期間は限られていますので。
個人的には「子どもへのプレゼント」には不適
子どもへのプレゼントとして考えるとオススメできないかなぁ…という感想です。
まずダーツが細くなってしまうと撃てないという事。子どもってダーツを握りしめたり、また良く踏んでしまいますからね。潤沢にダーツを用意するのでしたらともなく、一般的には同じ弾でずっと遊ぶわけでして。
そうなったときに発射できなくなる可能性が高いナーフというのはなかなかおススメしにくいなぁって思います。
対応ダーツ・アクセサリ
ダーツはエリートダーツが使えます。
使用できるのはノーマルダーツのみとなります。エリート2.0ダーツ、もしくは吸盤ダーツが使えます。
ストック以外が使えます
コメント
タービンのエコーカスタム羨ましい…(笑)
(あ、ちなみにあの後タービンの返品には成功しました。代わりにウルトラ・セレクト買いました!)
無事に返品対応されたそうでおめでとうございます。不具合率高めですよねぇ……本当。
セレクトはいかがでしたか?電動ウルトラということでいつかは、なんて考えてます。ナーフとは別次元でしょうし、良いなぁって。
エコーはメルカリなどで投げ売りされてる事が多いので、パーツ狙い(というと怒られそうですが)で中古がかなりお得だったりします^^
セレクトは痛くない(もはやNERFのしすぎで慣れた)ですが、音がえげつなくうるさいです!
ただウルトラアキュスト弾と通常ウルトラ弾を切り替えられるのはやっぱり楽しいし、何よりかっこいいです!
あとEchoとPhoenixは元から持っているのでタービンのカスタムしたかったなぁってナフマさんの写真見て思っちゃいました。
またセールが来たら買おうかな、なんて思ったりしているので
その時はナフマさんのセール情報まとめも楽しみにしています!
セレクト格好いいですよね。オーソドックスなアサルトライフル型なのがこれまた最高です。
ウルトラといえばAMPを持ってるのですが、これまたなかなか甲高いモーター音で……(夜間ではちょっと動かしにくくて)
フルオートなセレクトはモーター(音)が更にパワフルというのは想像できます^^;