【レビュー】ナイトロ モトフューリー ~怒涛の9連”車”!まさにキャンボール~

3.5
ナーフ情報

車を発射するナイトロシリーズ。ナーフと全く異なる遊び方の玩具ではありますが、その面白さはナーフ譲りです。特に最近はスマホのカメラが高性能化しておりますので面白い写真を取るための題材としても使えるかも。

ナイトロ モトフューリー

2017年に登場したナイトロシリーズのフラグシップモデルです。電動で多量の車を連続発射することができます。

外観について

ナイトロシリーズ最大のブラスターでして、その大きさは全長53cm、高さ31cm。子供が構えようとすると抱え込むようなサイズになります。重量も結構ありますので足の上に落とさないようにしましょう。

 

簡易ではありますが照準付き。

 

マガジンの引き抜きは本体一番後ろのオレンジのボタンで行います。

結構大きなマガジンですので最初はびっくりします。

 

全長35cmくらい。単体販売されておらず、またこの記事を書いている時点で他の対応製品もありません。いわば専用品。

 

全部で9台を順番に押し込んでいきます。バネは緩いので簡単に入りますが、摩擦が大きいので満載しようとすると大変かもです。

あとナーフと違って装填したものを取り出すのが大変。一般的なナーフのように引き抜くことが出来ません。細長い爪のようなパーツで押し出される仕組みなので仕方ありませんが…

 

安全のために接地スイッチがありまして、ここが押されていないとモーターも回りませんし引き金も引けないように、つまり暴発しないようにできています。

もっとも空中でもこのスイッチを手で押すことで安全ロックは解除できるのですが、ほとんど飛ばないので意味はないかも。念のため、顔に向けて発射しないように!

あと安全スイッチのための安全スイッチ?もあります。結構硬いのでお子さんによっては解除できないことがあるかもしれません。そこは大人と一緒に。このスイッチのおかげでオモチャ箱に放り込んだときにモーターが回りっぱなしになることを防げます。

 

 

 

 

発射準備は子供にはちょっと大変

 

この辺は非常にナーフらしいのですが、モトフューリーはマガジン式のナーフです。マガジンに装填して発射というリズムはナーフそのもの。トリガーハッピー的に乱射して片付けで四苦八苦するのもやっぱりナーフらしいところ。

電動フライホイール式というナーフでお馴染みの発射方式ですね。撃つたびに回転数が落ち込みますので強引な連射を行うと詰まりやすくなります。一呼吸おいてポン、ポン、ポンと撃つのが最適かもしれません。

初速は不明ですがシャーッ!と小気味よく車が走っていきます。ジャンプ台ではびっくりするぐらい高く飛び上がることも。

 

使用する車はスポンジ製。車輪が大きい特異なデザインは非常にオモチャっぽく、人によっては毛嫌いしてしまいそう。

でもそのおかげで絨毯や畳のようなデコボコした場所やミニカーでは走らない場所も走破できます。オモチャとしてはこの走破性は非常に大事ですよね。平らな場所で必ず遊べるとは限らないわけですから。

飛び出すオモチャということで非常に軽量です。前後面がスポンジですので衝突しても痛くありません。ただ頑丈さという点ではちょっと心配な部分もあって、トミカやホットウィールのように踏みつけても大丈夫…とは言えないかも。

フライホイールに接触させて走行させるという原理上、仕方ないとはいえ車の天井部分が容赦なくハゲます。

 

そうそう、マガジンが大きく重いので子供によっては装填ができず四苦八苦してしまいます。うまくマガジンの溝と本体側のレールをかみ合わせないと入らないんですが、重量がありますのでこれがちょっと難しいところがあります。慣れればそんな事はないんでしょうけれども、もし困っていたら手伝ってあげてくださいね。

 

多くの人が持っているiphoneやipadではスローモーションカメラがあります。ナイトロと非常に相性が良くって、これが本当に楽しい。まるで映画みたいなカースタントが撮れます。

 

スペックなど

あくまで体感ですが初速にばらつきが結構あるように思えました。ジャンプ台遊びを見ていて思うのですがキレイにジャンプする車、地面に衝突?するのか失速する車、そもそも不発な車とバラバラです。装填したときの具合や車自体のコンディションに左右されるのかもしれませんけれども。

初速:–m/s 距離:フローリングで10mくらい

 

入手方法

日本では現在のところ未発売。米アマゾンか、もしくは並行輸入品を購入する必要があります。

 

総評:これこそ日本で発売を

幼稚園児の息子と一緒に遊んでいるんですが、やはりこう車が激しくジャンプするのは非常に心躍るものがあるようです。特に予想より激しく飛んだ場合には特に。

彼が言うには車によって性能が異なるらしく、特に黄色が最強の車だとのこと。もちろん絶対に使わせてくれません。

私はというと往年のカーアクション映画であるキャノンボールを思い出しました。嘘くさいくらい派手に横転して吹っ飛ぶ姿はまさに90年代くらいのハリウッドアクションそのもの。次はどんなスタントさせてやろうかとワクワクしてしまいます。

 

付属小物をクラッシュさせる、ジャンプ台で遠くまで打ち上げる、あと単純に床を走らせるといったいろんな遊びができますし、他のナイトロシリーズとの競争にも使えます。もし入手機会がありましたら、これは是非に。

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