ナーフと同じように柔らかいスポンジ弾を発射する玩具にスタッツブラストというシリーズがあります。トイザらスが独占販売しているシリーズでして、使用する弾もナーフやエックスショットとほぼ同じ(というかエックスショット系列のOEM品)です。
スタッツブラスト ヴィジランテ
トイザらスで2016年10月ごろから販売されているスタッツブラストシリーズの一つです。スタッツブラストはエックスショットやエアゾーン、バズビーなどナーフ以外のなどハンドガンやベルト給弾式のマシンガンなど5~6種類ほどが店頭に並んでいます(2016年時点)。
これはヴィジランテと呼ばれるモデルで、ショットガンをモチーフとしたものです。
これもエックスショットとして販売されているもののOEM版、リカラー版となります。
ちなみにこちらがエックスショット版。色が違うだけで中身は全く一緒のものです。
見た目通りのショットガン
自警団という意味のヴィジランテと名付けられているように、恐らくは西部劇に出てくるような銃をモチーフとしている気がします。上下2連ショットガンと書きましたが、撃てるのは単発弾になります。
サイズは子供用ということでコンパクト。66cmくらい。大き目のビニール傘くらいの長さ、大きさと考えればイメージできますでしょうか。
ですので実際のライフルのように肩に当てて撃つのは大人ではまず厳しいです。
銃身は上下2連。発ごとに1回のコッキングが必要です。上下2発同時発射というような機能はありません。
最大の目玉・中折式アクション
装填は中折式。コッキングはポンプアクション。ショットガン好きには溜まらない要素が詰まっているブラスターですね。
本体後ろのオレンジ色の小さい出っ張りがバレルオープンのためのロックレバーです。これを下に引き下げることでバレルが開きます。
重心部分の重みでパカッと開きます。ラッチというか一気に開かないようにヒンジ部に簡単なブレーキが内蔵されている模様。カチカチカチ…という感じに開きます。
玩具ですので安全面に配慮されているんでしょうね。片手オープン、クローズも可能です。
ダーツは二本入ります。こちらはエックスショット用ダーツ(スタッツブラスト用ダーツ)を使った場合。
嬉しいことに直径が同じナーフの弾も使用可能です。写真はナーフの弾をそのまま使った場合。ナーフ弾の方が長いため、少し飛び出た状態となります。
長い分、バレルを閉めるときに少し引っ掛かりますが射撃自体は問題なく可能です。なんなら軽く押し込んであげると尚よしです。
ストックはダーツフォルダー兼用
ストック部分にはダーツが4本ほど格納可能です。押し込めば5本くらい。
これが地味に便利でして、しっかりフタが閉まりますので落下の心配もないですし、収納も気楽にできます。ナーフでもモデルによってはグリップ部にダーツ1本分の収納スペースが有りましたよね。
写真はエックスショット弾ですが、特にきっちりとした設計でもないのでナーフ弾ももちろん入ります。
小技ですが蓋を開いた状態でも構えることができます。少し長くなりますので大人でも少し構えやすくなります。何らかの方法で固定できれば普通にストックとして使えるかも。
独特のグリップ感
細身の本体ですのでグリップ部分も細め。
握った時のホールド感はなんだか不思議な感じでもあります。
大人が持つと指を持て余しそうなくらい細いです。とはいえあくまでトイガン。射撃時の反動がありませんのでどんな持ち方でもOKです。
実射してみた
1999円という低価格ながらショットガンらしさを再現しており、特にコッキング時の音は実に”それらしい音”で気分が盛り上がります。
ちなみに片手オープン・クローズも可能です。
どうです?子供向けの単なるオモチャの鉄砲と片づけられがちですけども、意外と侮れないと思いませんか?
ショットガン好きには是非
ナーフと比べると非常にオモチャっぽいというか質感のチープさが気になります。が、ギミックの楽しさは一級品ですので是非とも入手して欲しいブラスターとしてオススメできます。
価格も1999円とシリーズの中では安めです。
一応、ナーフのダーツがそのまま流用できるのでゲームなどで使えるのが強みですよね。トイザらス店頭販売ですので、お近くにありましたら是非。
スペックなど
使用できるのはノーマルダーツのみとなります。エリート2.0ダーツ、もしくは吸盤ダーツが使えます。
初速:–m/s 飛距離 –m
★ナーフダーツを使う場合は銃身部で引っ掛かる場合があります。
コメント
ナーフのダーツは使えますか?
ほぼそのまま使えますよ!ナーフのダーツの方が少しだけ長いので装填時にやや押し込む必要がありますが、実射については全く問題なしです。