世界的に大人気の映画シリーズ「スターウォーズ」。フィギュアやレゴなど様々な玩具が登場していますが、同じようにスターウォーズのナーフが数多く販売されているのはご存知でしょうか。
一般に映画の公開に合わせて発売されることがほとんどで、このハンドガン型ナーフは2015年公開の「スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒」をモチーフにしています。
ナーフ・ストームトルーパーブラスター
実は発売当初は完全にスルーしておりまして、最近になってようやく入手したという経緯があります。というわけで今になってのレビューになってしまいました。
外観について
コンパクトでオーソドックスなハンドガンタイプのナーフです。四角いデザインでどちらかといえばレトロな雰囲気も感じられるデザインです。全長21cm。
スターウォーズのロゴは両側面に。
白い部分は塗装、成形色はダークグレーです。落下や衝突で角ばった部分の塗装が容易に剥げてしまいそうですね。またホルスターへの出し入れでも擦れて塗装が取れそう…ということで大事に使いたい人は要注意です。私はあんまり気にしないので親子ともガシガシと使っています。
ニョッキリと飛び出たオレンジの銃口がなければエアガンに見えるかもしれませんね。
銃口はラッパ状に広がっているように見えますが二重構造になっていまして、中に本当の銃身が見えます。
ダーツは銃口部から装填します。最大まで押し込んでも飛び出てしまいます。
中に段差があるということで装填しにくそうに思うのですが、特に引っかかることもないのでスムーズにダーツが入ってくれます。
付属のサイトは飾りですがいいアクセントになっていますね。もちろん取り外しできますし、ほかのナーフに取り付けることも出来ます。
長さ7㎝くらいなのでちょっとしたアクセサリーとして使えます。
ただし構造上、照準用としては”ほぼ全く”使えません。
後ろから見るとこんな感じ。いわゆるフロントサイトだけなので狙いがつけられないのですよね。
構えるとこんな感じになります。
使い勝手
コッキングはスライド後部の切り欠き部分を引っ張ります。ナーフでよくあるレバーを引くタイプではありません。ややバネが固いのと、指先で引っ張りますので力の弱いお子さんにはちょっと辛いところがあるかもしれません。
コッキングの感触はカチッとしていて好感触。
グリップは小さいので大人では小指が余るくらい。一方、子供は握りやすくて好評でした。
スペックなど
実飛距離(水平):7~10m / 初速:13m/s
初速で言えば13m/sくらいと非常に低いです。もともと、このスターウォーズを始めとしたタイアップ商品やコラボシリーズは低年齢層でも使えることを想定しているためか威力が低く設定されていることが多いものでした。このストームトルーパーブラスターも同様にやや控えめな威力となっています。水平で撃った場合の飛距離は8mくらい。
入手方法
販売していたタカラトミーがナーフの取り扱いを辞めたため、入手は中古品だけになります。ヤフオクやメルカリなどで出品されるのを気長に待つしかありません。
アマゾンでは2018/11月時点では売り切れのまま。
総評
スターウォーズのナーフということで通常シリーズよりも若干高めの値段が設定されているのですが、その分だけ細部まで作りこまれています。小さい部分ですがロゴが両面塗装だったりとか。
純粋にナーフとしては小型であり、でっぱりが少ないのでゲームでも扱いやすいサブウェポンだといえるのではないでしょうか。また弾道が素直ですので室内での的当てにも最適です。なによりも小さいので作業テーブル横に置いておいて、気分転換や息抜きに触るというような使い方も。
ややプレミア価格傾向ではありますが比較的流通量は多いナーフです。もしお値打ち価格で見つけましたら是非。
使用できるのはノーマルダーツのみとなります。エリート2.0ダーツ、もしくは吸盤ダーツが使えます。