先日にアマゾンで見つけて即買いしたM79グレネードランチャーの玩具。
いわゆるナーフダーツを発射できるソフトダーツガンでして、カートリッジ式で3発同時発射という非常に面白そうなものでした。
注文から約10日で到着しましたので早速開封とレビューしていきたいと思います。
いつもの箱で届く
中国からこういったソフトダーツガン何か買ったことがある人は良く分かるんですが、まさに化粧箱というか段ボール箱そのままで到着します。
黒いビニール袋に入ってることもありますけれども。
ちなみに佐川急便で送られてきました。
販売メーカーは金杯玩具というところだそう。
段ボール箱で国際配送というと心配ですけれども、中身はしっかりとエアパッキンで保護されていますのでご安心を。
いつものことですが内容物に欠品が無いか、最初にチェックしておきましょう。
説明書と違いますが問題なし
実は私が買ったM79グレネードランチャー。説明書とは少し内容が異なっています。
例えばドットサイト。無いです。どこを見ても。
あとグレネードの弾は3つしか付属しません。説明書では4つ。
もちろんアマゾンの商品画像ではドットサイトはついていませんし、付属の弾は3個と記載があるので全く問題は無し。ですが最初に説明書を開いてパーツチェックした際に少し驚いてしまいました。
きっと別バージョンのものと説明書は使い回しなんでしょうね。
ちなみにアクセサリレールが付いてるのでお手持ちのエアガン用サイトを取り付けたりもできるはずです。
レール幅20mm。
早速組み立て
ではお待ちかね、早速組み立てです。
本体は2つに分割されています。
といっても組み立ては簡単。差し込んでネジ止めするだけ。
ドライバーも付属しますのですぐに遊べるのがありがたいですね。
もちろんこのネジを外すことで分割することができます。元箱に入れて収納しやすくすることができます。
完成するとこんな感じ
完成するとこんな感じに「これぞグレラン!」というものが手元に登場します。ワクワクする絵面ですね。
大きさも十分ありまして……
約73cm。実銃のM79ランチャーが737mmと考えると十分にフルサイズと言えるのではないでしょうか。
写真撮り忘れましたが銃身の内径も40mmありました。
カートリッジは3個
付属するのは3個のカートリッジ。これだけでも買った価値があるくらいにワクワクする絵面です。
40mmの刻印が大変イイ。
この黒い弾帯は付属のベルトにつなげて使えるようです。
やや割高ですが別売もあり。
実物のグレネード弾なんて見たことないですけれども、なんとなくそれらしく感じられるように上手く作られています。
金メッキの薬莢部分が良いアクセントとなっています。
ダーツが3本入る穴が開いており、ここに付属ダーツやナーフ用ダーツを差し込みます。不発になるので出来るだけ底の部分までしっかり押し込みましょう。
互換性についてはほぼ考えなくてもヨシ。
この穴にきっちり入れば良いだけなのでエックスショットダーツや旧ストリームダーツも使用可能。
ただしヘタったダーツは極端に飛ばなくなります。
いよいよ実射
カートリッジの準備が出来たらいよいよ撃ちましょう!
黒いレバーを左右に動かすことでロックが外れ、銃身がオープンとなります。
そこへ先ほどのカートリッジを装填します。
ススッと入ります。特に押し込まなくてもOK。
バレルを閉じたら……
ハンドガードを手前に引いてコッキング。これで準備完了です。
実射!
さっそく実射してみました。
バレルを開いてグレネードを放り込んで撃つ。
撃ったらまた開いて空になったカートリッジを放り出して装填しなおして……
この一連の動作が玩具としてとても楽しいのです。
各動作もスプリングが入っておりますのでキビキビしており、操作していて心地よいというのも大きいかもしれません。
空のカートリッジは傾けるとスルスルと出てきます。これまた”イイ”。
こちらは廊下でターゲットに向けて撃ったもの。距離7mくらい?
そこそこのバラけ具合で飛んでいきます。ダーツの弾道はなんだか散弾銃みたい。
斜め上に打ち上げた場合の飛距離は10mちょっとくらいでしょうか。
参考:ヘタったダーツや奥まで押し込まなかった場合
ちなみに使い込んでヘタったり細くなってしまったダーツを使ったり、ダーツを奥まで押し込んでいなかった場合はどうなるかといえば……
こんな感じにヘロヘロっと飛び出るだけになります。これはちょっと悲しい。
工夫の塊カタマリ
価格6000円(R4.11.1時点)と、他の排莢式のソフトダーツガン等と比べると価格は安いはず。
ですのでペラペラ・ペコペコで安っぽい玩具がとどくのだと思ってました。
でも実際に届いたのはなかなかのクオリティ。チープさは感じません。
しかも随所にみられる工夫ですとか、むしろソフトダーツガン好きな人が設計したのではないか?と思えるほど。
そうそう、この照準器もきちんと可動します。横のボタンを押すことで上下に調整可能。
これは嬉しい。
またストック。
ゴム製のショルダーパットが付いていたり、ウェイトが入っていてちょうどトリガー周りに重心が来るように調整されています。
こういう玩具……ナーフもそうなんですけれども、極端に重量が偏っていて遊ぶと疲れやすいソフトダーツガンって結構あると思うんです。
このM79グレネードランチャーについてはその配慮がされており、持った感じはズッシリするのですが使っている分には妙に軽く感じるという不思議なランチャーとなっています。
これは買って損はないと思う
一通り触って思いました。これは色んな人にお勧めできるソフトダーツガンだと
(注:ナフマはお金も商品提供も受けてませんし自腹で買ってます)
とはいえコッキングはやや重いので対象年齢である8歳くらい、というよりも力のあるもっと上の年代向けに近い気もします。
残念ながら私はエアガン用のグレネードカートリッジ(いわゆるモスカート)は持っていないので試せませんが、サイズ的には使えそうな気もします。
あとおそらく内部構造は簡単なので、加工次第で発射もできるようになりそう。
弱点もあり
弱点としてはモナカ構造ですので銃身の上に合わせ目がしっかり見えるところでしょうか。黒モデルならまだマシかもしれませんけれども。
あと耐久性については空撃ちした時のガション!という音が怖く感じますけれども。
今回私はホワイト版を選択しましたが、リアル志向な人は木目調やオリーブドラム色がいいかもしれませんね。
ソフトダーツガンが好き、グレランが好き……なだけでなく、アクセサリ的に担ぎたい人にもオススメ!