スポンジ製の弾を発射するトイガンを総称して「ソフトダーツガン」と言います。ナーフ最も有名ですが、他のメーカーからも同様の(場合により弾を使い回せるような)ソフトダーツガンがたくさん販売されています。エックスショット、BooMco、バズビーなんかが有名ですよね。
中国国内でもこのソフトダーツガンは非常に高い人気があります。法律の関係なのか6mmBB弾を使うエアガンの規制が強いようで、子供向けとしてはソフトダーツガン、そして吸水ゲルを使ったウォーターゲル・ガンの2つが主となっているようです。
ウォーターゲルとは上の写真のように水を吸うと膨らむ「弾丸」です。事前に水につけておく準備が必要であるのと、着弾時にバラバラに割れてしまうので掃除が大変というデメリットがあります。あと柔らかいとはいえ結構痛いのでソフトダーツガンよりも高年齢層向きの玩具になるようです。
ラインナップとしては非常に多岐にわたっており、実銃に似せたウォーターゲル・ガンもありますし、一方でこういった感じにヒーロー玩具的な玩具もあり、まさに魑魅魍魎の世界です。
一方、中国製ソフトダーツガンもなかなか濃いメンツが揃っています。
Qiilu N-ストライクエリート エリートクワドラント サンダーホーク USBケーブル
先日に日本アマゾンに登場した電動式ソフトダーツガンです。
形状からしてナーフ・ストライフのコピー品ですね。商品写真を見る限りですが延長バレルと延長ストックはナーフのものが使えそうです。
ナーフのストライフはこちら。
本家ナーフでは存在しない迷彩柄が珍しいです。アマゾンでは取り扱いはありませんが、この商品のバリエーションとして3色ある模様。オレンジはストライフそのものの雰囲気です。
なお、こちらはUSBで充電するタイプのリチウム充電池式です。電池式と比べて軽量になる反面、充電を忘れるとどうしようもないというデメリットも。あと当然ながら管理はきちんとしましょう。乾電池のようにリチウム電池も玩具箱に放り込むのは危険です。そういう意味ではお子さん向けというより、安全管理について理解できる年齢向けの製品なのかもしれません。
そういえば過去に良く似たソフトダーツガンを購入したのを思い出しました。こちらはナーフと規格が全く違うのでアクセサリ類は全く使えませんでしたが…。
そうそう!中国の卸売サイトではこのストライフ風を更にカスタムしたものが販売されています。
これはちょっと欲しいかも。
中国ソフトダーツガンと言っても本当に様々で、「安かろう悪かろう」はすでに昔の話になっています。
例えばこういったオリジナルデザインで非常に格好いいものもありますし…。
どう見てもナーフのコピー品にしか見えない代物も。でも本家ではなかったストックアダプターがあったりと妙なこだわりも?
中国ソフトダーツガン。品質はバラバラ、安全装置も皆無という徹底した低コスト品であるのである程度、自分でトラブル対応できる人にしかオススメできませんが、妙な魅力があるのは確かですね。