【レビュー】ゾンビストライク レブリーパー ~上向きマガジン、手動フライホイールのゲテモノナーフ~

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ゾンビストライクといえば少し変わったギミックを搭載する意欲的なナーフが多く名前を連ねています。レバーコッキング式のスリングファイア、ライブカート式のスリングファイア、大型クロスボウのドレッドボルト…。どれもが魅力的であり、あまりのぶっ飛び具合に熱狂的な信者を獲得しているナーフシリーズです。

 

ゾンビストライク レブリーパー

2017年秋に発表、2018年初頭に発売となったゾンビストライク・レブリーパー。直訳すると「急回転する死神」とかになるんでしょうか。その見た目やギミックと相まって今年前半期の注目ナーフの一つとなっています。

外観について

パッケージはゾンビストライクらしいデザイン。右上に発射についての説明が書かれています。

 

ゾンビ災害による崩壊しかけた世界が舞台となっているゾンビストライクシリーズ。いわゆる世紀末的なイメージとなっており、このレブリーパーもチェーンのようなトリガーガードとか(引き金はありませんけれども)、有刺鉄線を巻いたようなマガジンとかいろいろな部分で終末装備的な心くすぐられるデザインが取り入れられています。

 

反対側面はロゴなどは無し。コスト削減のためですがやはり寂しいものですね。弾が詰まったときに取り出すドアはコチラ側に。

 

 

専用マガジンもかなり雰囲気バッチリです。右は標準のもの。共通企画ですのでレブリーパーのマガジンを他のナーフと共用することも出来ます。大容量ドラムマガジンを使えば威圧感抜群のモンスターナーフになるかも?

造形が本当に細かくってそのままでも格好いいのですが、塗装してあげることで世紀末装備やスチームパンク系にも親和性が高くなりそうな気がします。

 

使い勝手

赤いクリアパーツの下には発射のキモとなるフライホイールが見えます。フライホイール式とは回転する円盤に弾を接触させ、回転方向に弾き飛ばすシステムです。一般にモーターを使って回転させる事が多く、手で回転させるタイプは過去にも極わずかしかありませんでした

 

 

その一つが青いナーフ「バズソー」になります。オレンジ色の円形パーツがフライホイール。水色のコッキングレバーで回転させ、トリガーを引くとボールが落下してホイールに接触、発射される仕組みとなっています。

 

 

当時としては凄まじい連射力があった反面、どうしても多数のギアやホイールが回転するために騒音が大きくなってしまうという弱点がありました。また独特な構造から改造も難しかったようで評価は今ひとつだったようです。

そうそう、慣性を利用したフライホイールは回転の立ち上がりも緩やかですので静止状態からの即時射撃は出来ません。”戦場”では常に騒音を轟かせながら回転数を維持する必要があり…決して使い勝手が良いものではありませんでした。

 

レブリーパーは同じような構造でありながら様々な工夫で弱点を克服することに成功しています。例えば騒音問題。常に回転していたバズソーに対し、レブリーパーは射撃時しか回転しません。更に撃ち終えたら速やかに止まるようブレーキがかかります(カチカチカチという音はしますが)

 

ハンドルを手前に引くことで「フライホイール回転」→「ダーツ押出・発射」→「ホイール停止」までが行われます。まさにカラクリの一種ではないでしょうか。そのおかげで従来の手動コッキング式のナーフと同じように使えるわけで、感嘆しきりです。

 

発射までのサイクルが自動で行われますので、ユーザーはトリガーを操作する必要はありません。というわけで引き金は無し。撃ちたいだけハンドルを前後動させてあげるだけで連射も可能です。

スペックなど

初速:5~17m/s 水平飛距離 :5~12m
※ホイールの回転数による

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入手方法

2018年秋頃に国内販売が開始されたことで入手性が格段に良くなりました。

 

総評

見た目は非常に独特でキワモノと言われそうなレブリーパーですが、単なる見た目だけで終わらずに十分な性能がある…。なんだか設計者のドヤ顔が思い浮かびそうな気がしてなりません。

今回のレブリーパーは過去の手動フライホイール式を見直し、再設計したという点で大きく評価すべきナーフだと言えます。

※延長バレルは使用できません。
※グリップは上面取り付けになります

 

 

 

 

 

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