【レビュー】Nフォース マローダーソード
サイズ・重量 | 全長100cm 重量400g | 発売年 | 2010 |
入手先 | 対応弾 |
Nフォース マローダーソードって?
2010年に発売されたナーフの中では異色と言えるような両手剣がこのマローダーソードです。チャンバラ遊びができるスポンジ武器シリーズからの登場ということであるものの、他の武器に比べて明らかに硬いこともあって扱いには少々注意しなければなりませんでした。
マローダーは略奪者という意味だそうで、なかなか物騒な名前ですね。
米アマゾンなどでは販売されていたのですが日本へ発送不可ということでずっと指をくわえて眺めていました。
ところが!ついに2019年10月頃に発送可能へ切り替わり、早速購入した次第です。
色合いやデザインについて
ホワイトグレーの刀身にクリムゾンレッドの柄と鍔が印象的ですね。
中身はスポンジ製ですが表面は平滑でツヤツヤした感じです。
柄はかなり持ちやすく、大人でも両手で持てるくらいのサイズです。
装飾もかなりしっかりと作りこまれております。グリップ部分の編み込まれたような装飾や十字の意匠ですとか。スポンジ製らしからぬ質感で驚くほどのクオリティです。他のナーフ近接武器に比べるとっちょっとレベルが異なると言えるほど。
刀身にはおなじみの注意書き。
人や動物を叩くな、壊れやすいものに注意、心棒が出たら使うな…という感じ。
並べると巨大さが一目瞭然
せっかくなので近接武器をいくつか並べてみました。
上からサンダーフューリーソード、マローダーソード、ゾンビソード。並べた時の大きさの違いが良く分かりますね。
全長100cm。一般的なチャンバラ剣が60~80㎝ですので、その巨大さが良く分かります。
重量はなんと400gもあります。
参考までに、一般に対人戦でよく使われるゾンビソードは110gですのでその差は歴然です。
対人戦のレギュレーション(ルール)では近接武器はだいたい100~150g以下という基準があるようですので、このマローダーソードについては使用できない可能性が高いかも。
※もちろんそのイベントにより異なります
試射
実際に振ってみて驚くのがやはり重さ。そして剣の頑丈さ。鈍器ですね、これ。
海外サイトでは眼鏡やゴーグル破損の可能性にも言及されております。確かに力を入れず振り下ろすだけでも結構な打撃力になりそう。
大きさも結構あるので室内で振り回せるシロモノではありません。
入手方法
2019年11月時点では日本へ発送可能となっています。もちろん今後はまた発送不能になる可能性もありますので、欲しい人は早めに確保しておいたほうがいいかもしれません。
価格的にはセールなどとは無縁でほぼ一定です。
総評
危ない部分を書きましたが、マローダーソード自体は非常に良い剣です。
なんといっても美しいと言えるほどのデザインは所有欲を満たしてくれます。重たいとはいえ模造刀に比べれば圧倒的に軽量ですので部屋に飾ることも容易です。壁面フックに飾るという方法もできるかも。
大柄な、そしてオリジナルデザインという見た目を活かしてコスプレ用途にもそのまま使えるでしょうし、そういう意味では使用方法の可能性は無限大にあると言えるでしょう。
私はマローダーソードを部屋の隅に立てかけています。ふと思いついたときに軽く振っては悦に入ってます。これは良い剣だ、と・