2016年に発売されたモジュラス用の照準用ライトです。LEDの光で着弾地点を指し示すことで、狙いをつけることを簡単にするアクセサリです。
ナーフの上下左右どこにでも取り付けられるデザインです。塗装は近年のナーフらしく片面だけ。ロゴ塗装は両方欲しかったなーと思うのは贅沢でしょうか。
調整機構は無し
残念ながら光軸調整を行うような仕組みも、リーコンにあったようなフォーカス調整もありません。後述しますが光の照射範囲が広いこともあり、本当に目安という感じです。
ダイヤルはON/OFFスイッチ。ご動作防止の為かやや固め。本体は左右分割のモナカ構造ですがネジが無く、どうやら接着されて分解できないようです。
使用するLEDは緑。今まで赤色が多かったので新鮮ですね。単4電池3本使用。
ぼんやり・がっかりなライト
結論から言いますが、従来の赤い照準ライトを期待すると見事に裏切られます。暗闇で1.5mほど先の壁に照射した場合の写真はこちら。ぼやけているのが分かりますでしょうか?赤い方はファイアストライクのライトです。かなりクッキリ。
明るいように見えますけれど、実は非常に暗いのです。
明るい場所での照射例。不良品と思えるレベル。光軸のズレもおいておいても、さすがにこれは使えないですね。
テストで装着した例はこちら。
調整もできず、暗くてぼやけてるという照準としてどうなんだろうというアクセサリです。しかも簡単に分解できないので改造もしにくく…
※分解するにはニッパーなどで接着箇所を切断するほどの”大工事”が必要なようです。
いっそ何かレンズをつけて調整してあげれば使えるようになるのではないかとも思いますが、そこはまた色々と試してみたいと思います。
非実用的な”アクセサリ”。狙いを付ける目的では買わないほうが良い
個体差で自分のだけが酷いのかと思いきや、他の方のレビューを見てるとどれもこんな感じのようですね。Amazon.comのレビューでは「史上最悪のナーフ製品」「時間と金の無駄」とまで叩かれている始末。
パッケージにあるレーザー光のような光束はまず出ません。ご注意を。
ターゲットライトはナイトファインダーやリーコンの黄色世代から始まり、今のファイアストライクに至るまで改良(省コスト化)を重ねてきてるものなんですよね。それなのにここに来て明らかに劣る品質のものを出したのは何故なんだろうなぁ…と。
恐らくはマイナーチェンジされると思われますので、買うのは待ったほうが良さそうです。
あえて買う理由としては緑LEDを使っている希少性くらい?