メガ トライブレイク
| サイズ・重量 | 全長–cm | 発売年 | 2018 |
| 初速 | m/s | 装填数 | 3×発 |
| 入手先 | アマゾン等 | 対応弾 | メガダーツ |
フォートナイト HC-Eって？
トライブレイクはメガダーツを発射する「メガシリーズ」のナーフの一つです。”トライ”ブレイクという名前の由来は３本の銃身があることから。
そういや２本銃身の場合はドスブレイクだったりするのかな、なんてモンハン脳な私。
動作は後述しますが、本体がパカッと開いてダーツを装填できるようになっています。これがトライ”ブレイク”の名前のもう一つの由来。
何しろ巨大なのでパカッというよりもガコッ！という感じですけれども。
紫色のマグナムハンドガン
とりあえず思うのが独特というか異形とも言えるようなグリップ部分と本体のサイズの違い。
とうか本体に「とりあえず取っ手を付けたよ！」とうような感じにしか見えません。
このデザインは玩具ならでは、というか実銃ではまず考えられない形状ですよね。
格好良さという点でも好みがキッパリと分かれそうなんですが。私は大変面白いと思うのでアリだと思っています。
銃口部近くには巨大なMEGAのロゴが。真っ赤な本体色とのコントラストがとてもいいものです。
反対側面のロゴは無塗装ですが、単なる白色なので隠蔽力の強い塗料を使えば容易に塗ることが出来ます。
大人でも持ちにくいサイズ
トライブレイク自体が巨大であるのと、非常にフロントヘビーであることから大人でもしっかりホールドするのは大変です。
グリップも太めでして、手が大きい私でもなんとか握れるくらい。お子さんではかなり難しいと思います。
指が届かない！
また開閉ギミックを起動するためのトリガーがあるんですが、こちらには人差し指が届きません。
本来は人差し指の爪の部分で押すことでパカッと開くんですが……
指が届かないので両手で操作が必要ということに。
操作はレバーコッキング式
ナーフといえば飛び出たレバーを引っ張るタイプが多いわけですけれども、このトライブレイクも同様にレバーを引っ張ってバネを圧縮するタイプとなります。
T字型なので指が引っかかりやすく、この点だけは非常に持ちやすく感じました。滑りませんし、手袋をしていた場合でも扱いやすいのが良いですね。
メガダーツ使用！ですが…
ちなみにダーツはノーマルダーツではなく、マグナム弾のような大口径ダーツであるメガダーツを使用します。
いわゆる威力についてはノーマルダーツとほぼ同じようなものですが、やや重量がある分だけ真っすぐに風の影響を受けずに飛ばすことが出来ます。
ただこのメガダーツ、地味に高いんですよね。あと柔らかいので破損しやすいです。
ナーフ用のメガダーツが使用可能です。
そうそう、ダーツの装填は銃口部ではなく、このオレンジのトリガーを前に押し込むことで銃口部分というか大きな前面カバーが開きます。
自重でしっかり開きます。写真中央に見えるオレンジのパイプが本来の銃身部分。ここにメガダーツを装填するわけなんですね。
巨大な本体がカコン！と開く様子は迫力満点です。ナーフというよりも変形玩具的な雰囲気も感じられるほど。
そうそう、バネなどが無いので手首を返すことでバレルを閉じる動作をすることができます。部品に負荷が掛かるので公式には恐らく推奨されない方法だとは思いますが。
カション！と収まるのが格好いいし心地よいんですよね。まさにこの感覚を味わえるのはトライブレイクならでは。
実射
大きいダーツが飛びますので迫力は満点です。そしてそんな大きいダーツを撃ち出すためにバネの音も大きめ。
たくさん連射するにはバレルを開いて装填という一連の動作が必要ですけれども、慣れればどんどん撃ちまくることが出来るはずです。
弾道は素直で暴れることなくスーッと飛んでいきます。メガダーツならでは。
お座敷シューティングでもこれは大変使いやすそうに思えました。
対応ダーツはメガダーツ
ナーフ用のメガダーツが使用可能です。
汎用品のメガダーツが使えます。逆にエリート2.0ダーツなどは使用できません。
入手方法
2022年11月時点でアマゾンで販売中。価格的には3,000円くらいでしょうか。
また、結構売れているようでフリマアプリなどでも良く見かけることが出来ます。
ちなみに宣伝ですがメルカリの招待コードを使っていただくとお互いにクーポンがもらえてお得です。
総評：弱点は多いもののナーフらしさも
大きなパーツが分割されて可動するというのは玩具的な楽しさを感じられる大きな要素ですし、実際にその動きはとても軽快かつ重厚さも感じられてとても良いものなんですが……
やはり指が届きにくくて片手で開きにくいという点が大きなマイナスポイントでもあります。できるのであれば片手でパカパカと開け閉めしたかったわけで。
また射撃玩具としてみた場合でも装填しづらさ、特に一番下の銃身部分へダーツを装填しようとした場合に前部パーツが邪魔になってしまうとか。
構造的に仕方ないとは言え、弱点が多いのは確かです。
一方、やはりこの開閉ギミックはいいものです。いっそ一番下の銃身を使わなくても良いわけですし、室内射的などで撃つ場合はそれでも十分楽しめます。
本体サイズが大きいのでデスク横に置いて暇な時間にパカパカ遊ぶという用途には不向きですけれども。なんだかんだと不思議と手にしてしまう魅力あるナーフです。
