メガナーフでノーマルダーツを撃てるか
赤い大きなダーツを使うメガシリーズ。この威力のままにノーマルダーツを撃ったらどうなるんでしょうか。
もちろんそのままではサイズが合いません。ゆるすぎて装填すら出来ません。
ただ同じように考える人は多いもので、実はサードパーティの、いわゆる改造キット販売メーカーからはメガブラスターのダーツフォルダを一回り小さくするパーツが出ています。
非常に便利なアイテムなのですが、残念ながら国内の取り扱いがなく入手するには個人輸入しなければなりません。
Modify Switch Barrel Toy Gun Accessories
APDS(装弾筒付徹甲弾)
たまたまテレビでやってた陸自の10式戦車特集。APFSDSという高い貫通力を持つ砲弾を撃ちだすことができるのだとか。
CGによる紹介動画もあったのですが、外筒が発射後にばらけるのが妙に格好良く…また細い弾芯を大口径の方で撃ちだすために外筒を使う方法がナーフでも活用できないか?ということでやってみました。
ちなみに私は戦車についての知識が皆無なので、APFSDS(今回の場合はAPDS)がどのような砲弾なのか詳しいことは知らないままやっております。
ノーマルダーツ in メガダーツ
上の変換アダプターをメガダーツでやってしまおうというのが今回の試みです。いわゆるAPDS(装弾筒付徹甲弾)と同じような感じというわけですね。
まずは外筒から
ナーフのメガシリーズをお持ちの方はご存知だと思うのですが、メガダーツにはノーマルダーツが入るか入らないかくらいの空洞があります。今回はそれを利用することにしました。
まずメガダーツを分解。折れたりしたものでも大丈夫です。弾頭部を切り離し、さらに真っ二つに。
ちょうどノーマルダーツが入り込みます。二つ合わせると外筒(装弾筒)の完成。
あとはメガダーツ対応ブラスターで撃つだけなのです。
撃ってみた
実際に撃ってみるとかなりの勢いでノーマルダーツが飛んでいきます。メガダーツを飛ばせるだけの空気量でノーマルダーツを撃つわけですから、きっと威力も上がるんでしょうね。
高速度撮影(240fps)で見てみると赤い外筒が風圧で分離するのがよくわかりますね。
ちなみに実際の戦車砲はこれです。6000fps撮影だとのこと。
実験は成功、でも課題は山積
簡単にダーツの互換性を持たせることができたのですが、またまだ課題は山積しています。
まずこのような不安定な弾丸なのでマガジン式のセンチュリオンでは弾詰まりしてしまいますし、ロトフューリーでも外筒が引っかかってしまいます。特にセンチュリオンは機関部に外筒が挟まってしまって対処に難儀いたしました。
試すなら先込め式のビッグショックですとかサンダーボウを選択するべきですね。
なお、撃った後の片付けが非常に面倒くさくなるということも判明しました。外筒パーツが予想外の方向に散らばるんですね。短時間の実験であったものの幾度か紛失しかけました。
とはいえ楽しい実験です。不要なメガダーツが余っているならば、ぜひ。
追記
2018年現在ではメガシリーズの ラインナップが非常に増えたことからロマン的なものではなく、ある種実用的な遊び方になりつつあります。
単発先込め式のメガナーフが登場したことでかなり遊びやすくなりました。