【レビュー】フォートナイト IR
サイズ・重量 | 全長84cm 重量–kg | 発売年 | 2020 |
初速 | 20~21m/s | 装填数 | 6発 |
入手先 | アマゾン | 対応弾 | 使用できるのはノーマルダーツのみとなります。エリート2.0ダーツ、もしくは吸盤ダーツが使えます。 |
フォートナイト IRって?
フォートナイトシリーズで一般的な武器であるアサルトライル(AR)。
ゲーム内ではノーマルのアサルトライフルに比べて1発の威力が高め、発射レートが低めという味付けが行われていました。
ただここ最近のシーズンでは全く出番なしの模様。
ナーフとしても立体化されておりまして、そのスタイルの良さから2020年の発表時には発売を期待する声が多かったと記憶しています。
で、紆余曲折を経て2022年。ようやく入手することができました。アマゾンのマケプレ(アマゾンではない第三者が販売)のものですけれども……
ただ残念なことに!届いたら!箱に伝票貼り付け!剥がせない!!
アマゾンなら一応は箱に入れて送ってくれますからね。こういう化粧箱だと。そこはちょっと残念。
そして何が凄いって国際発送なんですよね、これ。到着まで1ヶ月半かかっています。
ですので箱はもうボロボロ。セロテープも剥がれていて、下手したら中身が散乱していた可能性があったんです。もしくは外の箱に押し潰されていたかもしれませんし。
幸いにも中身は無傷で欠品も恐らく無さそう。無事に届いてよかったす。いやホント。
実はちょいレアなフォートナイトIR
そこまでして入手したかったのには理由がありまして、実はこのフォートナイトIR、地味にレアなんです。
- 日本では未発売であること
- アマゾンではすでに品切れでマケプレ販売のみ(2022年12月)
- 販売数も少なかった?
ことからも流通量としては結構控えめ。
SNSでも「買ったよー」という声が少ない印象です。
なお、発売されたのはちょうどグレポンやBASRが出たころ。
他の二つが国内でも出たので「日本でも出るでしょー」って思ってた人も多かったはず。
それが一気に在庫切れというね。
外見は格好いいぞ!
で、気になるフォートナイトIRの中身ですが。
見た目が洗練されており非常に格好いいんです。商品写真でもそうでしたが実物もそれに違わぬスタイルの良さ。
白飛びしてしまうのでなかなか上手く写真に撮れませんけれども……
色合いもこの白とグレーのカラーリングがなんとも絶妙で。またオレンジ色がいいアクセントとなっています。
フォートナイトシリーズならではの銃身部を大きく表現するデフォルメ感があるものの、白い本体色と合わさって”玩具さ”が薄いのが特徴です。
ちなみにゲームの方の話ですが、元ネタとなった実銃はM14なんだとか。
ナーフの方でもところどころでM14の面影を感じることができます。
サイズは大きめ、でも軽量
ゲームやアニメのなりきりグッズといえば、どうしても小さくデフォルメされたものが多いわけですが、
このフォートナイトIRについてはその心配は無用です。
全長が約88cmもあります。大人が持っても十分に格好がつくサイズです。むしろ子供だと長過ぎて扱いにくいかもしれません。
同じアサルトライフル系であるフォートナイトARと比べてみた例。ストックとバレルの分だけ長いのがよく分かりますね。
一方の重量は1.1kg(写真は電池なしの状態)。
ちなみにエアガンのM14がだいたい3~4kgだそうなので、重さとしてはかなり軽量です。総プラスチック製ですしね。
かといってペラペラした軽さはなく、剛性もしっかりしていますのでチープ感はほぼありません。
バレルとストックが交換可能!
そうそう、IRの最大の特徴はこのカスタマイズ性の高さでもあります。
しかもナーフ共通規格のためにIRのバレルも、ストックも共に他のナーフへ使いまわせるという素晴らしさ。安価な時は販売価格が約30ドル前後だったようですので、電動ナーフに独自デザインで合わせやすい色のパーツが2個付いてくると考えればかなりお得なパッケージだったのではないかと思います。
パーツの組み合わせはまた後日に。
単三電池4本使用で嬉しい
電池ボックスは本体下部にあります。フタを開けるにはプラスドライバーが必要。
使うのは単三電池4本だけ。こういう電動玩具って大量の電池を要求されたり、それが単二電池だったりして「家に電池無い…」となりがち。
大きい電池は必然的に重たくもなりますし、そう考えるとこの単三4本という標準的な電源は非常に助かります。充電池でも揃えやすいでしょうしね。
マガジンは互換性あり
ナーフは基本的に各パーツが一定の規格に基づいて作られています。つまり容易に組み換えや流用が可能。このフォートナイトIRのマガジンも同様にスタンダードな6連クリップとなっています。
物足りないなーという場合はより容量の大きなマガジンを使うことができます。
ってことでフォートナイトARの10連クリップを装着。鮮やかなレモンイエローが眩しいですね。
でもデザイン的にはこちらもなかなか良さげに思えませんか?
もちろん他のナーフにこのIRのマガジンを使うといったカスタマイズもあります。
★全てにおいて互換性が保たれているわけではありません
操作は簡単!
操作は非常に簡単。
- グリップ部分にある「モーター起動トリガー」を握ってモーター回転数を上げる
- 回転が安定したらメイントリガーをひく
これだけ。
カスタマイズ例
長い上面レールがありますのでナーフ用のアクセサリが取り付けできます。フォートナイト系以外でも使用できるのがいいですね。
試しにダーバーガーのアクセントマガジンを装着。
正直、違和感が全くないほどにマッチしているように思えます。
ちなみにこのIR、照準と言うかサイトがありませんので狙って撃つ場合は何かしらの取り付けが必要です。アクセサリレールがやや上向き気味に設置されていますので、レールを使った照準も厳しめ
もちろん普通のアクセサリも
ナーフでは定番の拡張アクセサリも一部だけですがもちろん使えます。
ダットサイト、スコープは使用可能。使えないのはバイポッドとフロントグリップくらい。
装弾数が欲しい場合はダブルクリップなんかもオススメです。前述のようにマガジンは互換性があるので問題なく使えます。
スペックは結構優秀
初速:20m/s 水平飛距離 約10m
100円ショップで買った、しかもそこそこ使った電池ですが初速は20m/s前後と優秀です。同じ電池を使ったフォートナイトARが18m/s前後でしたので、ゲーム中でのIRの特徴である「少し威力が高い」をナーフでも見事に体現しているのではないかと思いました。
※恐らく個体差
飛距離としては水平に撃った場合にはだいたい10m前後くらい軽く飛んでいきます。
試射:セミオート式でも連射は可能
ゲームのように引き金をひくと連続で発射されるフルオートではなく、1回引くごとに1発発射されるセミオートとなります。
連射するには1発撃つごとにトリガーを引きなおさないとダメですが、そもそも装弾数が6発しかないのでセミオートの方がメリットが大きいはずです。
ARに比べるとトリガーの引きしろが大きく、連射しやすさとしてはこのIRはやや低め。もちろん指裁きに自信があるのであればもっと素早く撃てますけれども。
一方、ダーツの勢いはこのIRのほうが強く感じます。
比較のために、こちらがフォートナイトAR。
パスパスパス!という感じで連続で撃つことも出来ます。
使っている電池とダーツは一緒です。
対応ダーツ
使用できるのはノーマルダーツのみとなります。エリート2.0ダーツ、もしくは吸盤ダーツが使えます。
実はちょいレアなフォートナイトIR
実はこのフォートナイトIR、地味にレアなんです。
- 日本では未発売であること
- アマゾンではすでに品切れでマケプレ販売のみ(2022年12月)
- 販売数も少なかった?
ことからも流通量としては結構控えめ。SNSでも「買ったよー」という声が少ない印象です。
なお、発売されたのはちょうどグレポンやBASRが出たころ。
他の二つが国内でも出たので「日本でも出るでしょー」って思ってた人も多かったはず。
それが一気に在庫切れというね。
入手方法:米アマゾンで待つか、楽天の並行輸入品か
そんなこんなで今となっては入手がやや面倒になってしまったフォートナイトIR。
ただ米アマゾンでも時々ですがマケプレの方で在庫が出てきていましたの、欲しい方はチェックしておきましょう。
あとはかなり高いですが楽天などの並行輸入品ショップとか。
ただこちらは非常に高額です。
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総評:ARとは異なる撃ち味で満足感
いいところ:フォートナイト関係なく格好いいライフル
やはりその見た目が最高すぎますよね。ARに比べると細身でスタイリッシュで。
パーツの入替えも可能なので拡張性が高いのもポイント。色合い的に似合うものがあるかは別にしても、ストックやバレルを交換するだけで印象はガラリと変わります。
フォートナイトARと同じくシリーズ独特のデザイン(ストックが小さく、銃口が大きく)があるので賛否は分かれそうではありますが、こちらも構えてみると不思議と気にならなかったりします。
ARよりもストックが大きいからでしょうか。
いいところ:玩具として魅力たっぷり
あとはやはりナーフとしての楽しさが詰まったブラスターであることですね。
オーソドックスな電動ナーフとも言えるんですが、その分だけ操作が簡単で連射が出来るという楽しさ、もちろんカスタマイズできるという遊び方もできます。
あと、たまたまなのか個体差なのか不明ですけれどもARとは異なる撃ち味に仕上がっており、ゲームの設定そのまま体現したと考えればファンとしても嬉しいもの。
惜しむらくは入手性の悪さですけれども、そのハードルを乗り越えるだけの価値があるナーフです。
出回っていないという付加価値も考えれば所有欲も満たせるはず。