サイズ・重量 | 全長68cm | 発売年 | 2022 |
初速 | 18m/s | 装填数 | 6×発 |
入手先 | トイザらス | 対応弾 | 使用できるのはノーマルダーツのみとなります。エリート2.0ダーツ、もしくは吸盤ダーツが使えます。 |
人気ゲームのフォートナイトとコラボしたナーフ。その中でもハンティングライフルを立体化したものがこのHRになります。
国内ではトイザらス独占販売のアイテムだそうで。
フォートナイト HR(ハンティングライフル)
ゲーム内のハンティングライフルは「スコープ無し、連射速度は普通、リロードが早め。威力はそこそこ」という味付けがされていた武器です。平均的な性能でクセがなく使っている人が多かった印象があります。
後述しますがボルトアクション式となっておりまして、独特の操作感がこのHR(ハンティングライフルの大きな個性となっています。
ナーフとしてはドッゴと呼ばれる犬のスキン(ラッピング)をモチーフにしたものが立体化されました。他のナーフのようにド派手ではなく、カラーリングとしては地味系。
でもこのレトロなライフルっぽい外観と似合っているように思えます。
反対側面もしっかり塗装あり
反対側面もしっかりと塗り分けされており、のっぺりした感じは一切なし。
そういえばボルトハンドルが片面だけなんですよね。ナーフって両利き用に左右に飛び出ていることが多いんですが、このHRは右側だけ。
寸詰まりな感じではありますがデザインとしては非常にオーソドックスな感じ。実銃のモチーフは何でしょうか?
ボルトハンドルは抜けなくなるぞ!
ナーフではおなじみですが、ボルトハンドルは1回差し込むと抜けなくなります。もちろんそのまま説明書通りに差し込むのが最適解なのですが……
例えば元箱に収納したい、塗装のためバラしたいって場合はあとで苦労する事となります。
ボルトハンドル、ご覧の通り、しっかりと”返し”がついています。ちなみに芯には太い金属棒が使われていますので容易に折れることは無さそうです。
いっそ角を削って抜き差しできるようにしてもいいんですが、今回はより簡単な方法で固定をしてみました。
そう、ビニールテープなどを巻いて差し込むだけ。奥の返しの部分まで刺さらないようにしているんですね。またテープが摩擦となるので抜けにくくなります。
※メーカーの想定外の操作となります。
※コッキング中にすっぽ抜けないように、ある程度しっかり刺さる様に調整してください。
操作はボルトアクション!
HRの最大の特徴はこのボルトアクション操作!
ボルトを後ろに引いて戻し、レバーを下に下げる!という操作が味わえます。
今までのボルトアクション式のナーフはボルトを後ろに引いて戻す……まではありましたが、最後の下に下げるロッキング動作までを再現したものはありませんでした。
ちなみにナーフでは無いのですがトイザらスで販売されているヘッドショット、サイズが小さいもののこのロッキング動作まで可能なソフトダーツガンとなっています。
操作方法は簡単
ボルト操作以外は従来からあるマガジン式のナーフと同じです。
マガジンクリップはボルトを後ろに引いた状態でないと抜けませんのでご注意を。
総プラスチック製のトイガンですが、ボルトハンドルの操作は意外としっかりした剛性感がありますので操作していて非常に心地よいです。カチッとハマる感じと言いましょうか。
ちょっと動作不良も
個体差なんでしょうけれども、私が買ったものはマガジンのダーツの上りが悪くて6本すべて打つことが出来ませんでした。
詳細な改善策はまた改めて記事にしますが、応急手当としてシリコンスプレーを非常に軽く塗布するだけでも動作不良は大幅に軽減します。ナーフのメンテナンスには必需品ですね。
もしくはいっそ、快調な他のマガジンを使っちゃうという手もあります。規格が同じですからね。
カスタマイズの幅は狭い
HRはバレル部分を取り外して交換が可能ですが、それ以外……たとえば光学機器などを乗せることはできません。
レールが無いんですよね。
この辺りはゲーム内でも「スコープが無い」という特徴を再現しているのかもしれません。
もっとも、スコープを取り付け出来たとしてもボルト操作の邪魔になるでしょうから実用性があるかと考えれば難しいところですね。
バレルはナーフ共通規格ですので他のナーフと交換が可能。
例えばコマンダーに取り付けることもできます。見た目はともかく。
もちろんHRの方も他のパーツと入れ換えしたりとか。こちらは色合いが似てそうだと思ったロングバレルキットのもの。
ただデザイン的に本体とバレルでワンセットな感じがるので。ある意味でカスタマイズが難しいナーフと言えるかもしれません。
※HRにはアクセサリレール無し
サイズは意外とコンパクト
ナーフのライフルといえば大型に思えそうですが、HRは78cmと意外とコンパクトになっています。
例えば同じフォートナイトのBASRとの比較。
BASRは「デカいなー」という印象そのままでしたが、このHRは小さくまとまっているように思えます。もちろんその方が扱いやすいわけですけれども。
特にお子さんが使う場合はあまりに長いものは手に余ってしまいますからね。
程よい大きさと言えるのではないでしょうか。
あ、大人でもしっかり持てるくらいのサイズです。肩に付けて構えるのはちょっと厳しいですが。
重量は850gほど。こちらもまた軽量ですのでお子さんでも軽々と扱えるはずです。
初速はそこそこ
性能については初速は18m/sと一般的な水準。
弾道は素直で暴れることもなく、狙った場所に届くような感じ。
撃っていて楽しいと思えるナーフです(給弾不良の修理後)。
入手方法
2023年1月時点でトイザらスで販売中です。
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対応ダーツ
使用できるのはノーマルダーツのみとなります。エリート2.0ダーツ、もしくは吸盤ダーツが使えます。
総評
いいところ
やはりその操作でしょうか。ボルトを引いて戻す、そしてハンドルを下げるというだけと言われそうですけれども、そのひと手間が玩具としては非常に大きな個性となっているんですよね。
また慣れれば連射も可能です、なにより手のひらでパパパッと素早くボルト操作する姿は格好いいですし、狙い通りにダーツが飛ぶので何よりも撃って楽しいものです。
あとボルト操作が結構軽いんですよね。いわゆる6mmエアガンでいうエアコキライフル(バネを圧縮するので電動やガス式などと比べると操作が重い)はずなのに。
フォートナイトのことが知らなくてもナーフのライフルが欲しいというのであれば、このHRはかなり面白い選択肢になるんではないでしょうか。
サイズも程よいのでお子さんへのプレゼントとしても是非。特にフォートナイトを知っているのであれば食い付きはかなり良いはずです。
(ちなみに2023年1月時点ではハンティングライフルはゲーム内には登場せず)