【レビュー】バズビー・ヘッドショット
サイズ | 全長66cm | 発売年 | 2021(日本発売) |
初速 | 24m/s | 装填数 | 1×発 |
入手先 | トイザらス | 対応弾 | 使用できるのはノーマルダーツのみとなります。エリート2.0ダーツ、もしくは吸盤ダーツが使えます。 |
バズビー ヘッドショットって?
皆さんは「バズビー」という名前はご存知でしょうか?
ナーフと同じようなソフトダーツガンを販売していまして、ナーフにはない独特のギミックや仕掛けを採用していることからも根強いファンを抱えている玩具メーカーです。
今までは日本では販売されておらず、米アマゾンなどを通じて入手する必要がありました。
ただ幸いなことに。つい先日に日本トイザらスで一部だけですが取り扱いが開始されたのです。
今回はその中でもスナイパーライフルと言えるヘッドショットを購入してみました。
パッケージはおなじみのデザイン
ナーフと同じような見た目のパッケージですね。下にはブラスターを構えたイラストがあるのもソフトダーツガンというジャンルでは定番のデザイン。
なおオープンパッケージですので店頭では触れてみることもできます。
何気に「飛距離25m」という記載も。
後述しますが意外と初速が高く、まっすぐに飛んでくれます。
もちろん「25m先まで届く」という意味ですので山なりに撃った場合の飛距離になりますけれども、決して侮れないスペックを持っています。
ライムグリーンのミニ・スナイパー
先にネタバラしとなりますが、このヘッドショットって実は結構小さいんです。全長でいえば約65~66㎝くらい。
例えば比較としてナーフのスナイパーライフル「BASR」を並べてみました(下の黄色いライフル)
これがだいたい90cmくらいあります。
BASRでもこれでも大人にとってはやや窮屈に感じるくらいですので、バズビー・ヘッドショットはいかに小さいかわかりますでしょうか。
手と比較した場合はこんな感じ。片手で軽々と持てるようなサイズ感です。
逆にその軽量さから、うちの子供受けは抜群にいいんです。
むしろゴツくて重いナーフのスナイパーライフル(BASRとか)は、最近は見向きもされなくなっています。
小さいとはいえフォルムとしては完成されており、こうして写真を撮っても寸詰まり感は感じられません。
上に乗っかったスコープと相まって「これぞ狙撃銃」という感じでしょうか。
スコープもしっかり作られています
上に乗っかっているスコープは着脱式。
安いトイガンではただの筒だったりするんですが、ヘッドショットはきちんと「レンズ」があります。
といってもプラ板がはめ込まれたタイプで、安全のために度は入っていませんけれども。
それでも何もない筒に比べれば雰囲気は段違いに良くなります。
そうそう、最も気になるであろうナーフとの互換性ではありますが、残念ながら幅や突起が全く異なるので装着不可です。引っかかりもしません。
3Dプリンターなどで変換アダプターを作るといった方法でないと使えなさそうです。残念。
操作感もボルトアクションっぽさ
はやりヘッドショットの最大の特徴はこのボルトアクション的な操作感ではないでしょうか。
実銃はそこまで詳しいわけではないのですが、ボルトハンドルを90度回転させてボルトを引くといった操作が味わえます。
しかもボルトハンドルをきっちり戻さないとトリガーが引けない(セーフティが掛かる)という芸の細かさ。
写真のように浮いた状態では引き金が引けません。
そうそう、ダーツの装填はボルトを引き切った状態、オープンになった排莢口から行います。改造して空薬莢が飛び出るように出来ないかなーなんて考えてしまいますね。
なお、ナーフの弾がそのまま使用可能。
付属のダーツは4本しかありませんが、ナーフの弾がそのまま使えますので仮に紛失しても心配無用です。
もちろんナーフの吸盤ダーツが使えます。的当てで遊ぶのでしたら吸盤ダーツのほうがいいかもしれませんね。冷蔵庫などにピタン!と張り付くのはなかなか楽しいものです。
初速は優秀
初速:24m/s
初速は意外や意外、24m/s前後とかなりのハイスペック。
数値の安定性も抜群です。
撃った感じでもパスーンとまっすぐ飛んでいきます。
対応ダーツ
使用できるのはノーマルダーツのみとなります。エリート2.0ダーツ、もしくは吸盤ダーツが使えます。
入手方法
日本トイザらスで入手可能。価格的にも手の届きやすい範囲ですのでお勧めです。
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総評:お子さんと遊ぶなら「買うべき」ソフトダーツガン
まずはなんといってもそのボルトアクションらしさ。
ボルトを引いて戻して…と空撃ちするだけでも気分はスナイパーになりきれます。
付属のスコープもきちんとレンズと照準目盛り付きで気分を盛り上げてくれます。
質感が本当にプラスチックらしくてチープだとか、軽すぎて持った感じがしないというのもありますけれども、それはあくまで大人からの目線で見た場合のもの。
対象年齢くらいの子供が遊ぶ文にはこれくらいのサイズ、これくらいの軽さのほうが圧倒的にいいのです。
装填についても実はかなり優秀で、詰まってもすぐに取り出せるんですよね。
結構な余裕をもった設計ですので、仮に上手く装填せずボルトを前進させたとしても、すぐに取り出すことが出来るようになっています。
複雑すぎずに適度な操作感があり、狙った場所へそこそこ飛ぶというスペック。そして1,999円という手の届きやすいお値段。
特にお子さんとソフトダーツガンで遊ぶ場合には、ヘッドショットは選択肢に入れるべき1丁と言えるかもしれません。