2016年に史上最速のフルオート電動ブラスターとして登場したハイパーファイア。
秒間5発という恐るべき火力で多くのナーフファンを虜にしています。実はこのハイパーファイア。同名の先代モデルが2004年に登場していたことをご存知でしょうか?
今とは全く異なるデザインですが、ダートタグシリーズの一つとして登場したのがこの旧ハイパーファイアです。
激しく動き回る対戦を主体とするシリーズのため、曲面で構成された外観となっています。全体的には丸っこく、レトロSFというような雰囲気ですね。
子供がブラスターを持ったまま転倒する可能性があるため?か、指を保護するためにトリガーガードは無し。
フロントグリップはありますが単なる飾りです。非可動なのは残念。コッキングは上面スライドで行いますのでフロントグリップはまず使いません。
手袋やグローブの装着を想定しているためかスライドには滑り止めが。引きしろも短いので速射も可能です。
アクセサリレールはNストライクと共通。ただしレールが短いこと、フロントサイトと干渉することから取り付けられるパーツはかなり限られます。
銃身は10本。ダーツの最大装填数も10本。見た目的にはかなり好き嫌いの別れるデザインですね。”銃らしくない”ということから不人気ナーフの一つに数えられるとか…
お尻の部分はちょっとした意匠有り。スプリングを収納するカバーだそうですね。エアダクトのようで前述のようにレトロSF感をひしひしと感じられます。
ダートタグは対戦を主眼としたシリーズであり、他のシリーズとは異なるコンセプトで設計されています。特に安全面では様々な点で配慮されており、それが一方で銃らしくないデザイン、自由度の低いカスタマイズという弱点を生み出すこととなりました。
賛否両論の別れるブラスター(シリーズ)ではありますが、対人戦で撃って遊ぶと考えると非常に優れたブラスターであることが分かります。
例えば前面部。蜂の巣のような見た目ですが、これは装填時に邪魔となるパーツがないため、拾っては即装填する必要のある対人戦では無類の強さを発揮します。拾って装填して撃つという一連の流れの速さでは現行ハイパーファイア以上の速度でダーツを撃ち出せるかもしれません。
手動式…と軽く見られがちなブラスターですが、ハイパーファイアの名前は伊達ではないかも?
※ネットオークションやフリマアプリでかなり格安で販売されていることがあります
対応ダーツ・アクセサリ
使用できるのはノーマルダーツのみとなります。エリート2.0ダーツ、もしくは吸盤ダーツが使えます。