スポンジ弾やボールのような”実弾”ではなく、赤外線を発射する光線銃という玩具があります。実弾のようにダーツが散らばることがなく、また流れ弾の心配も不要ですので遊ぶ場所のハードルが低いというメリットがあります。そうそう、弾が飛ばないということで小さいお子さんでも安全に遊べます。
ただ一方で「撃った感覚がない」とか「大雑把なヒット判定」というような光線銃ならではの弱点もありますので一長一短というところでもあります。
ただし!近年はLEDやサウンド機能を盛り込んだり、モーターを内蔵して射撃時の反動を再現するものも出てきています。
恐らくもっともバランスの取れたレーザータグ・フェニックス。ブローバック(発射するごとにスライドが前後動する)することで反動と射撃感を実現しています。
また最新のレーザータグ・プロではスマホと連動したARゲームや戦績管理が可能なほど進化しています。
一人でも遊べるようスマホとARを使ったシングルプレイモードがあるようです。
ハズブロに限らず、各社ともこの光線銃(レーザータグ)やARゲームブラスターについては続々と開発、参入しています。
例えばコストコでも販売されていたレーザーXだとか。
安価に大人数分が揃うとのことで米アマゾンでは定番商品となっているKidslaneのレーザーガン。こちらは武器種別の切り替えが可能というギミックがあり。
これ以外にも中国系トイガンというくくりになりますが、同じ電子基板を使ったARシューティングガン/レーザーガンというものが多数販売されています。
そして8月、日本国内向けとしてエックスショットから新しい光線銃が出ることがわかりました。
ASOBIATION エックスショット レーザー360
2丁組の光線銃セットです。価格は6998円(7/19時点)。8月3日発売予定。
エックスショット・レーザー360の恐らく最大の違いはセンサーがヘッドセット(ゴーグル)にあるということではないでしょうか。
例えば従来の光線銃のほとんどは本体にしか受光センサーがなく、そのためセンサー部分を体で隠す、もしくは障害物から体だけ出して索敵する…という”ズル”が行えました。我が家では息子同士の対戦ではこのズルをやった、やらないで結構な割合でケンカに発展します。
これが頭の周囲、360度分のセンサーがあるとなればこういったズルができなくなるということになります。
もちろんこういうたセンサーを別にした製品は過去にもたくさん出ておりましたが、どれも1990~2000年代以前の話。
そう考えるとこの令和の時代、2019年に復活したのはなんだか嬉しいものでもありますね。