ナフマでも年末の風物詩ともなった今年のワースト玩具ランキング。
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ナフマとしてもこの時期になると必ず書く記事、1年の総括のような存在になっています。
なお、選定を行っている消費者安全団体によれば、クリスマスには安全な玩具をプレゼントして欲しいという思いがあるとのことで、決して恣意的なものではないようです。
あくまでも安全性が低い、もしくは警告の表記不備があるといった理由による選出になっております。
では早速みていきましょう。今回もまた一部のみピックアップしています。
選出された玩具全てについては以下で閲覧できます。
公式サイトhttps://toysafety.org/toy-safety/2022-10-worst-toy-list/
10位:ナーフ ジェルファイア
やっぱり選出されたジェルファイア。これまた予想通り。
小さい弾丸を高い初速でフルオートで打ち出す……ということで確かに危険性としては高い玩具とも言えます。対象年齢は「14歳以上」ですしね。
ただハズブロも安全対策としてゴーグルを同梱しています。ですので安全性としては十分に、あとはユーザーのモラルに依るものだとは思うんですが。
ただ選出された理由として
「おもちゃではないと警告をしながら小売店の玩具コーナーに並べています」
というのもあるそうで。
日本のエアガンのように専用のコーナーやショーケースでの販売なら良かったのかもしれませんね。
今年の主な傾向は
1位のスマートウォッチの玩具。ボタン電池の誤飲の危険があるとのことで。
おそらく電池蓋はネジ止めされているはずですけれども、子どもって予想外のことをします(出来る)からね。対象年齢「3歳以上」ってことは本当にいろんな事ができるようになる年齢ですし。
他のランキングを見ると、全体的に誤飲・窒息の危険がある玩具が多く選出されていました。
まとめ
今回は射撃玩具としてはナーフのジェルファイアが予想通り選ばれましたね。
日本では販売されていないものですが、同じようなウォータービーズを高初速で発射する玩具は通販サイトで良く見かけます。
これらは一般に玩具というよりエアガンに極めて近いものですので、特に小さいお子さんには渡されませんように。念の為。
ビーズが割れるので安全と言われますけれども、当たると結構痛いです。
参考までに
例年同じ内容ですが統計データを。
平成28年では94人の子供が窒息で命を落としています(溺死を除く)。
5年間の年齢別・原因別調査結果は以下の通り。
やはり年齢が若いほど窒息事故が多いという結果が出ていますね。そして原因の一つとして玩具などその他のものに起因するものが第3位に位置しています。
また上は事故死に関する調査だけでなく、独立行政法人 国民生活センターは玩具による事故の増加について警告を発しています。
安全で楽しいおもちゃを
せっかくの楽しい玩具が悲劇の元になるのは避けたいところですし、気をつけるべきところはしっかりと注意せねばなりませんよね。
もちろん親がしっかりと観察できるのであればいいんですが、実際問題としてどうしても目を放してしまう時間は生じてしまいます。自宅ならなおさらです。
そういう時にこういった安全面での情報を知っておくことで事前に危険物を除去、事故の予防をすることができるようになります。
なお、1位から10位はこちらで公開されています。海外で売られている玩具が主体ですが、同じようなものが日本国内でも販売されていたりします。
興味の有る方、お子さんがいらっしゃるかたは是非一度御覧くださいね。
公式サイトhttps://toysafety.org/toy-safety/2022-10-worst-toy-list/