2014年に発売された小型拳銃タイプのブラスターです。垂直2連の小型銃ということで雰囲気は小型拳銃の代名詞でもあるデリンジャーそのものです。
ダブルアクションのものもあるデリンジャーに対して、ダブルストライクはシングルアクションのみ。撃つ前にハンマーを起こしておく必要があります。
垂直2連、2連発の隠し玉
蛍光グリーンの目立つ色合いを除けば普通の拳銃そのものなデザインです。垂直2連の銃身ですが発射されるのは1発ずつとなっています。
デリンジャーはコンシールド(隠匿)ウェポンとしても有名ですが、このダブルストライクもそのコンパクトさを活かしてポケットに隠しておくことも可能です。ベルトに挟んでおくこともできますし、ショルダーホルスターに入れておいても軽量で邪魔になりにくいかもしれません。さすがに袖口に隠す事は厳しいですが…
どちらにダーツを装填しても1発ずつ発射されます。上段バレルの方がやや飛びが良いようです。ダーツを装填することで空気の流出経路を変更する構造になっており、ヘタってしまったダーツでは発射不良になることがあります。
アクセサリは要確認
アクセサリレールがあるものの、本体の長さが短いために大型のアクセサリはハンマーに干渉してほぼ使用できません。
例えばリーコンのターゲットライトとか。ハンマーが起こせなくなります。スコープ系のような長いアクセサリはほぼ使えません。
モジュラスのターゲットライトは装着可能。
旧製品のダートタグ・ストライクファイア。
なんだか良く分からないシロモノに…。コッキング出来ないので意味なし。
自作のダーツホルダは装着可能でした。
西部劇のようにファニング(連射)可能
一応、シングルアクションということで西部劇に出てくるピースメーカー(シングル・アクション・アーミー)のようなハンマーを叩くような動作をすることで速射も可能です。ただしハンマーがかなり重いので猛特訓とが必要です。あと頑丈な手の皮と。私は手のひらの皮が剥けました。
こういうときはスプリングの弱い国内版を使用したほうが良いかもしれませんね。
初速はなかなか優秀?
海外版ということで飛距離の大きいナーフなので当然とは言え、初速は15~16m/sとなかなか優秀です。日本で販売されているナーフ(ファイアストライク)が平均12~13m/sと考えるとその差は歴然。
結果としては初速が安定せずに結構大きくブレてしまいました。シンプルな構造故か様々な要因に影響されやすいようです。特にダーツの状態、装填具合でも変わる模様。
小さな本体に楽しさいっぱい。安価なオススメブラスター
実売1000円以下でコンパクト。ナーフの中でも子供向けモデルに思えます。ところがどっこい、むしろ大人…それこそ西部劇を見たことがある層には訴えかけるものがあるモデルだと思います。
装填してハンマーを起こして撃って…というリズムが映画の銃のイメージそのものなんです。外見は凄くプラスチッキーでチープ、しかも蛍光グリーンと銃としては有り得ないシロモノなのですが、触っているうちに「あれ?案外いいかも?」と思えてくる不思議な魅力を持っています。20
ナーフ戦のような撃ち合いには向きませんけれども、早撃ちや的当てするにはなかなか面白いナーフです。
対応ダーツ・アクセサリ
使用できるのはノーマルダーツのみとなります。エリート2.0ダーツ、もしくは吸盤ダーツが使えます。
コメント
レミントン社の所謂ダブルデリンジャーもシングルアクションですよ〜
ありがとうございます。該当部分を修正しておきました!