【レビュー】WORKER バナナマガジン ~湾曲タイプの互換マガジンクリップ~

3.0
ナーフ情報

ナーフのアクセサリ・パーツの中でも地味な存在でもあるマガジン(クリップ)。
今までは弾数を増やす方向でのバリエーションが多かったのですが、モジュラスシリーズとともに念願のバナナ型マガジンが登場しました。

また同じくして互換品としてのバナナマガジンも発売。こちらはナーフのパーツでおなじみのWORKER製です。

バナナマガジンとは湾曲した弾倉のことで、実銃では一般的な形状となっています。有名なAK-47ライフルが採用していることから、恐らく見たことがあるでしょう。

バナナマガジンの「形」はきちんと理由あり

なぜこんな面倒な形状になっているかというと…それは単純に使用する「ライフル弾」がくさび形をしているからなんですね。ライフル弾は完全な円筒ではなく、図のような形をしています。

このまままっすぐに詰め込むと頭側(弾頭側)に隙間が空いてしまい、変に動いて弾づまりになってしまうんだそうです。実際、銃なんてのは落としたり、激しくぶつけたり、車で運ばれる時も振動にさらされたりとかで良い環境で扱ってくれるとは限りませんから、出来るだけ安定した構造・形状にする必要があります。

 

どちらの方が収まりが良いかは一目瞭然ですね。

あと戦闘中などで焦っている時に前後逆に刺そうとする事故も多いそうで、それを防ぐ意味もあるんだそうです。曲がってる方向を見たり触ったりすれば一目瞭然ですからね。

ナーフのダーツは真っ直ぐじゃないの?

そう、おっしゃるとおりにナーフの弾は完全な円筒形です。バナナマガジンにする意味はあるのか?といえば

はい、ありません。あくまで見た目だけですね^^;

むしろ詰まりやすくなる気もしますが、そこは恐らくメーカー側の技術や工夫でデメリットを克服したのだと思います。

オプションパーツとしてはやや高価(国内ではモジュラスやリーコンを買う必要あり)ですけども、それ以上に見た目が大きく変わるので海外ではかなり人気のオプションパーツなようです。装弾数は15と十分量ありますし、実戦でも存分に戦うことができます。

 

ナーフとの組み合わせは?

例えばリタリエイター等にはよく似合いますね。元々、デザイン的にクセのないブラスターですので、バナナマガジンを組み合わせることでワンポイントになります。

 

 

ランページ。悪役が持ちそうなデザインになります。
特に古いハリウッド映画などで雑魚敵がバリバリと撃ってそうな雰囲気。

 

弾が入ればなんでも良い…というのがマガジンですけれども、少しでも見た目が変わるなら使ってみたいもの。ナーフ規格なのでマガジン式のブラスターならほぼ全てに使えると思われます。使い回しが最も利きやすいオプションパーツですので、是非。

入手方法がモジュラスを買うか、オークションサイトでバラ売りを探すか、輸入するかになります。価格的に単品で狙うのはやや難しいパーツかもしれませんね。

2022年の時点ではWORKER製マガジンは廃盤?価格が高騰しています。

 

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