2016年11月頃からトイザらスで取扱が開始となったスタッツブラストシリーズのガトリングガンがこのパワーボルトです。元々はZURU社のXSHOTシリーズのOEM版?のようで、本体は青色となっています。
トイザらスで2999円(税抜)とベルト給弾式としては安いと思います。
スタッツブラストのフラッグシップモデル
低価格路線のスタッツブラストの中でも単体で3000円超というもっとも高級なブラスターとなっています。性能も20発装填可能なベルト給弾式、しかも連射可能という高火力型。
電動ではありませんので連射速度は使用者の腕力に依存します。
トリガーは無し。フロントグリップを引いた瞬間に弾が発射されます。ベルトの回転もフロントグリップの動きに連動しますので意外とパワーが必要です。
ベルトはリング状
パワーボルトの弾薬ベルトはリング上になっており、ナーフのバルカンのように撃ち切ると落下するというようなことはありません。弾の装填もしやすく、落下の恐れがないので安心なのですが一方で残弾がわかりにくいというデメリットもあります。
もし複数のパワーボルトが手に入るのでしたら、ベルトを分解して連結してしまえば40発,60発…というような荒業も可能になるでしょう。
リング状ということで躊躇してしまいがちですが、撃つごとにベルトがガチャガチャと送り出されていくのはなかなか格好いいものが有ります。惜しむらくは電動でなかったこと、トリガーが無かったこと…
給弾ベルトはエアゾーンと類似
ナーフのバルカンのベルトとの比較。大きさも構造も全く違うので流用はできません。ナーフ側に使えれば…と思ったのですが残念。
一方でエアゾーンのパニッシャーのベルト(上段)と似た規格ですので流用も可能です。ただし引っかかりが激しいので実用性は皆無です。
余談ですがダーツはナーフのものが流用可能です。左がスタッツブラスト(XSHOT)、真ん中がエアゾーン、右がナーフ。
左2つは無加工で使えます。ナーフは長さを短く切ってあげればOK。ダーツの供給面では不安はありません。
フロントグリップは折りたたみ可
フロントグリップにはオレンジのボタンがあり、こちらを押すことでグリップを前に倒すことが出来ます。
この状態でベルトを通すんですね。もし予備ベルトが手に入るのでしたら簡単にリロードできるようになります。
タクティカルレールありだけれども…
ナーフのような、ピカティニレールのようなレールが3箇所あります。
上面レールはナーフとは幅が違うのでナーフのアクセサリは使用できませんでした。
灰色のピカティニレールっぽいパーツは引っ掛ける部分がないので取付不可。実銃アクセサリで無理やり挟み込めば…とは思いますが脱落の危険性があるのでお薦めはできません。あくまでも飾りですね。
ガチャガチャ騒々しい面白ブラスター
ベルト給弾式という冒険的なギミックは面白いものの、重い(腕力的な意味で)という大きな欠点が目立つのが残念です。非力な子供ではきちんと撃つことも厳しく、気持ちよく連射するのは大人でないと無理かもしれません。
しかしながらかなりのハイパワーでパッケージにあるように射程距離は24m。ナーフのグレートリガーよりもパワーはあります。そういう意味では荒削りなところのある、良く言えば昔のナーフのような尖ったブラスターといえるのではないでしょうか。
ナーフ以外のブラスターは廃盤となると入手難易度が極端に跳ね上がりますので、欲しいと思った方はお早めに購入を。
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使用ダーツ
使用できるのはノーマルダーツのみとなります。エリート2.0ダーツ、もしくは吸盤ダーツが使えます。