サイズ・重量 | 全長94cm | 発売年 | 2016 |
初速 | 9m/s | 装填数 | 1×発 |
入手先 | 絶版品 | 対応弾 | エリートダーツ |
使用できるのはノーマルダーツのみとなります。エリート2.0ダーツ、もしくは吸盤ダーツが使えます。
スターウォーズ ブラストテック・ライトセーバー
ライトセーバーと言えばスターウォーズ玩具の定番であり、毎年数多くの新製品が登場しています。
ナーフの発売元でもあるハズブロからも販売された一つがこのブラストテック・ライトセーバーです。
このブラストテックはナーフのようなブラスターを取付可能なライトセイバーでして、斬撃と射撃を同時に行えるマルチなブラスター(ライトセーバー)となっています。
ライトセーバー部分もしっかり作られており、ボタンを押す事で発光と効果音を楽しむことが可能となっています。ただあくまでも廉価版のライトセーバーのためサウンドギミックのバリエーションは少なめ。
音声と発光ギミックはこんな感じ。
音声はともかく、ライトセイバーは根元が光るだけなのでちょっと物足りませんよね。
”刃”の部分は弾力のある透明パイプで出来ております。固定式のライトセーバーと違って伸縮させて遊ぶことが出来ますが…
一方で段差が非常に目立つので好みが分かれそう。柔らかいパイプとは言え、叩いたり突いたりすると怪我や破損のおそれがあるので注意です。
サイズは大きい
ライトセイバー自体は結構大きめで大人が持ってもサマになるサイズ。
最大まで伸ばすと約90cmにも。
重量も結構あって500g。
持ってみるとズッシリ感じます。
ただ重心位置が手元なのでそこまで苦にはならない重量感と言えるでしょうか。
気になるダーツ発射機能
ナーフファンとして最も気になるのがこのブラスター部分ではないでしょうか。先込めの単発式となっています。
ライトセイバーを左側の穴に通すことで装着します。ロックがあるので付けたまま振っても飛び出さないので安全です。
実はこのブラストテック・ライトセーバーは非常に独特なコッキングシステムを採用しています。
まずは銃口部にダーツを入れます。安全装置がありまして、ダーツが入っていない状態ではコッキング出来ないようにロックされています。
ダーツを入れたら指や手のひらで銃口部を押し込みます。正常ではカション!という感じに軽く銃口が引っ込みます。抵抗を感じた場合はダーツが奥まで入っているかどうか確認しましょう。
手を話すと銃身部は元に戻り、ダーツだけが奥に残った状態になります。これで発射準備完了です。
あとはライトセイバーごとしっかり握ってトリガーを引くだけ。
パション!という音とともにダーツが飛び出します。
飛距離は考えてはいけない
近接武器としても射撃武器としても万能に使える有能兵器…といえるのですが、一つだけ致命的な弱点が有ります。それは威力が非常に、非っ常に低いこと。
初速で言えば平均9m/sくらい。
一般的なナーフが16~21m/sくらいですので、その初速はずば抜けて低いものとなっています。
撃った感じも「飛び出る」というような感じ。
使用ダーツ
ナーフシリーズではありませんが弾は共通のものですので流用可能。
ダーツホルダー付きですが連射するようなナーフでは無いので出番は少なめ。
銃口部に装填したダーツ含め、しっかりと刺さっていますので多少の剣の振りでは脱落しません。これも有り難いところ。
総評:低年齢層に向く?向かない?微妙なライン
初速が低いということは、至近距離で撃たれても安全ということになります。
殺陣ごっこをしながら撃つような遊びをするには、これくらいの威力のほうが逆に有り難いかもしれませんね。
ただ一方でライトセイバーの方がかなり重くて固いんです。
前述のように500gもある上に柄の部分がかなり太く、お子さんではしっかり持てないほど。
引き金の位置もかなり遠くって……
大人が持ってちょうどトリガーに指が掛かるくらい。全体的に「大きい」です。
そう考えると対象とするプレイヤー像が子どもなのか大人なのか。
なんともチグハグな印象を受けてしまいます。
とはいえナーフでは唯一ともいえるガンブレード。
チャンバラ遊びには向きませんが”なりきり遊び”の玩具と考えれば、ディテール含めてその出来映えはかなり優秀です。
スターウォーズファンならずとも是非一度、触れてみて欲しいナーフです。
2017年10月時点では在庫一掃中なのかかなり格安値となっています。気になる方はいかがでしょうか。
対応ダーツ
使用できるのはノーマルダーツのみとなります。エリート2.0ダーツ、もしくは吸盤ダーツが使えます。