ニンテンドーswitchの大人気ゲームであるスプラトゥーン2。我が家では息子たちが非常にハマっておりました。つい先日には最後のフェスが開催され、ひとまずはゲームとしてはアップデートは終了ということになります。もちろんオンライン環境はこのまま継続されますが。
なんといってもスイッチを代表するゲームであり、また人気はゲームだけにとどまらず、キーホルダーのような小物やフィギュア、実際にゲーム中で使われているブキなど様々なリアルアイテムが販売されています。
スプラトゥーン スプラシューター
本編ではインクを飛ばすブキ。それがインクではなく水を噴射する水鉄砲として現実世界に登場です。
スプラトゥーンのイメージそのまま立体化したようなポップなデザインが魅力ですね。カラーリングも原作そのまま。デフォルメされているわけでもなく、ある意味忠実なモデルかもしれません。
等身の低いゲームキャラに合わせたデフォルメモデルですので、非常にずんぐりむっくりというようなデザインですね。
このブキは「スプラシューター」。
攻撃力、射程、連射性と全ての性能が安定した標準的なシューター…って、これ実写だよな?
イカ世界のブキをそのまま再現した水鉄砲が、サンアートさんから発売される。この夏はプールサイドでナワバリバトルだ! pic.twitter.com/mkETY4XCMR— Splatoon(スプラトゥーン) (@SplatoonJP) July 15, 2016
公式Twitterより。ゲームそのままの造形が非常にいい感じ。
商品説明
実はスプラシューターは通常版だけでなく、ゲームセンター用のプライズ版の2種類が販売されれています。こちらはが持っているのは通常版の方になります。
箱に描かれたインクリングが可愛らしいですね。それとは対照的にドーン!と収まるスプラシューターの威圧感。
裏面。スプラ文字というか独特のフォントデザインが神がかっています。フォントだけでスプラトゥーンを表せるって実はすごいデザイン設計の賜物なんですよね。
非常に面白い記事です。デザイナーの凄さ、デザインの本当の意味というのが非常にわかりやすくまとめられています。
外見「デカい!!」
実はこのスプラシューター、縮尺は不明ですが「インクリングが現実にいたら…」という想定をしたのかと思うレベルでリアルなサイズになっています。
その分、デザイン的には非常に大きいサイズに。
腕との大きさの対比を見ていただければわかりますように、非常にデカいです。もちろんその分だけ重く、片腕だけだとプルプル震えるほど。
片手でざっくり測って大きさ43センチくらい。仕様表では45cmと表記あります。
水を入れていない状態で630gもあります。水を入れれば3kgくらい。
装備したときのインパクトが半端ないですね。
ちなみにそこそこ大きいはずのハンマーショットが可愛らしく小さく見えるレベル。
プライズ版との並び。プライズ版はゲームセンター用景品として用意されているもので、サイズが結構小さくなっています。
そうそう、箱が幅50㎝あります。これもまた「デカい」です。
見た目重視で使いやすさはダメ
本当に見た目は最高なんですが、その分だけ様々な点で不便さを感じます。
このブキで特徴的な大きなタンク。容量も半端なく…
ドン!!という効果音がつきそうな迫力ですね。満水容量は2リットルくらい。これで単純に2kgの重量となります。
タンクというかボンベといいたいくらいのサイズです。
しかも本体上部に位置しますので安定性は非常に悪く、お子さんでは扱う以前に持てない場合がもありえます。
あと使い勝手を悪くしているのが採用している噴射機構です。スプラシューターはポンプで空気を圧縮して噴射する加圧式ではなく直圧式…ブキ下部を伸縮させることで給水と射出を行います。
この緑色の部分をしっかり持って前後動をさせなければなりません。
こちらが伸ばした状態。
つまり噴射するには常に両手を動かしていなければなりません。
トリガーは飾りです。しかもゲームの雰囲気そのまま取り出したようなデザインですので人(ゲーム内ではニンゲンと呼称)が使うにはちょっとホールド感がよろしくありません。
あと個体差なのかわかりませんがこの伸縮動作の抵抗が大きく、プラスチックがこすれる嫌な音が出るときもありました。
スペックなど
水鉄砲なので正確な飛距離は非計測ですが、体感的には3mくらいかもしれません。小学校低学年の息子が扱った場合には1mがやっとという感じでしたが。
水量も決して多いわけでもないので純粋な性能で見れば非常に低いといえます。
飛距離:3mくらい
入手方法
アマゾンや楽天などネットショップで入手可能。ただし購入時には通常版、プライズ版のチェックをしましょう。サイズが異なるのですぐに分かります。
こちらが通常版。
こちらがプライズ版。
総評
決して扱いやすいわけでも性能がいいわけでもない水鉄砲ですが、何しろスプラトゥーンのゲーム内と同じものであるというのが最大のメリットであり、このスプラシューターを買う動機ではないでしょうか。
この記事を書いているのは冬へ突入しそうな時期(※7月にリライトしました)でして、なかなか外で水遊びしようという気にはなりませんけれども、息子達は書いて空っぽのスプラシューターを手にしてゴッコ遊びをして走り回っています。むしろそういう遊びの方が向いているのかもしれませんね。
そうそう、全体的に脆いので無茶な負荷をかけると容易に破損しそうです。揺らすとギシギシします。特に後部パイプは折れやすいそうですのでご注意くださいね。