【レビュー】ライバル クロノス・ブルー
サイズ・重量 | 全長30cm | 発売年 | 2018 |
初速 | 27m/s | 装填数 | 5×発 |
入手先 | アマゾン | 対応弾 | ライバル弾 |
ライバル クロノス・ブルーって?
今までのナーフとは一段階ほど威力が高められた「ライバル」と呼ばれるシリーズがあります。対象年齢14歳以上。
使用するのは通常のナーフダーツではなく弾力のあるスポンジボールでして、これを100feet/s(30m/s)もの初速で撃ち出します。
ちなみに18歳以上用のエアガンが80~90m/sくらい、10歳以上用エアガンが30~40m/sくらいとされていますので、単純に比較すればライバル=10歳以上用エアガンくらいの速度ということになります。
実は白・赤・青と3種類入手していたのですが赤と青についてはレビュー忘れていましたので改めて記事にした次第です。
赤のレビューはこちら
ライバルシリーズの定番ハンドガン
そのライバルシリーズのハンドガンがこのクロノスになります。見た目はオートマチック式ハンドガンそのものですね。いわゆるクセがなく非常に馴染みやすいデザインと言えるかも。
ブルーと言ってもNストライクエリートのような深い青色というよりも、少し水色に寄った色調と言いましょうか。手にしてみるとその良さに惚れ惚れします。
そうそう、カラーリングといえばライバルシリーズは当初は赤と青の2色のチーム戦を想定しておりました。このクロノス・ブルーはブルーチーム向けということになります(ですので赤色のクロノスもあります)。
現在はそういうチーム分け関係なくカラーリングが決定されておりますけれども。
更に余談ですがこういったカラーバリエーションも登場しております。よりどりみどり。
全長30cm!ナーフではちょうどいい大きさ
ナーフとしてはコンパクトな部類になるのかもしれませんが……
いわゆる実銃のようなポケットに入るくらいの大きさではなく、ハンドキャノンというようなサイズ感です。
全長は約30cm。幅も高さもあるので実銃(エアガン)と比べればデザートイーグルより大きいくらいです。
一方、プラスチック製ですので重量はそれほどありません。構えていても疲れないので良いものですね。
装填は本体上面から
弾の装填はこの蓋を開けて行います。
まずはスライドを後ろに引くのですが…
これが結構、カタイのです。2段階くらいの引っ掛かりがあると言いましょうか。手を引っ掛かけるような場所も少ないので力が必要です。
対象年齢である14歳以上でも握力が無い場合はちょっと辛いかも。
また最後までしっかりスライドを引かないと前に戻せなくなります。
「あれ?動かない?動作不良?」と思った場合は強めにスライドを引きましょう。
弾の装填はこんな感じ。
中の]〇[みたいな部分にライバル弾を押し込むように入れていきます。最大5発入ります。
フタが邪魔
で、使っていくうちに皆さんが思うのですが、このフタが邪魔なんです。弾を入れようとしたらパタンと閉じちゃうとか……。
あくまで安全のために存在しているものですので開けたままでも射撃は可能となっています。
分解は必要となりますがこのフタの除去はクロノスの定番改造と言われるほど。
アクセサリレールはライバルシリーズ用
上面部にはアクセサリレールがありますが、幅と形状が異なるのでいわゆる普通のナーフ用アクセサリは装着不可となっています。
どちらかといえばピカティニレールに近いため、エアガン用アクセサリの中では取り付けできるものがあるかもしれません。
クランプ式レールアタッチメントが使える
別記事にしますがピカティニレールのアタッチメントが使用できます。
こんな感じの挟み込み式のアタッチメントですね。本来はショットガンのバレル部分に取り付けできるものだそうで。
こんな感じに取り付けできます。脱落する危険もあるのでゴムシートなどを挟み込むと良いかもしれませんね。
実射!初速はまずまず
初速は27~28m/sくらい。ライバルシリーズの中ではやや控えめな数値になっています。
でも普通のエリートシリーズが20m/s前後と考えると初速自体はかなり早いということが分かりますね。
もちろん初速が高いということは弾道がまっすぐ伸びるということで射撃性能は高くなっています。
と、同時に当たると痛いということでもあります。柔らかいスポンジボールとはいえ素肌に当たると結構痛いです。
目に当たった場合は危険ですので撃ち合う場合は防護ゴーグルを着用しましょう。
動作音はそこそこ大きい
そうそう、初速が高いためバネが強い――つまり動作音は大きくなっています。
夜間で遊ぶ場合はご注意を。
対応ダーツ
入手方法
アマゾンなどで並行輸入品が安く販売されています。
総評:ライバルシリーズの入門にも
どちらかといえば対人戦向けというテイストの濃いライバル・シリーズ。
通常のナーフよりも高威力で弾を紛失しやすい、サイズ大きめ、コッキングも重いということからも自宅で遊ぶにはやや持て余しがちになってしまいます。
ただクロノスについてはサイズや初速が程よいことからも自宅で的当てをするにも扱いやすく仕上がっています。あとはやはり見た目。
やや幅広ですが一般的なハンドガンタイプですので秋の来ない秀逸なデザインというのも良いところ。
価格も安めですので色を集めて並べて楽しむというのもありかもしれませんね。
「ライバルシリーズを試してみたい場合にも是非!」