【レビュー】エリート・ロケットランチャー
サイズ・重量 | 全長68cm 重量–kg | 発売年シリーズ | 不明 |
初速 | –m/s | 装填数 | 1×発 |
入手先 | 対応弾 | 専用(別売あり) |
PUBGロケットランチャーって?
2019年ごろから中国系ショッピングモールで見られるようになってきたロケットランチャー、バズーカ砲のトイガンです。
バズーカ砲の玩具は数多くありますが、今回のPUBGロケットランチャーはそこそこのサイズで、そこそこ大きな弾を撃ち出すという点で惹かれるものがありました。
見た目だけロケランで実際に発射されるのは水弾(ウォータービーズ弾)だったりするものがありますしね。
この元ネタというかオリジナル……元々は迫撃砲モチーフの玩具がありまして、それのバリエーションの一つとなっています。
バネの入った弾頭を発射するというものなんですが…
見ての通り、全く同じタイプの弾が付属します。ですのでPUBG系のシリーズ玩具、もしくはバリエーションモデルの一つと言えるかもしれません。
ただこのロケットランチャーの玩具、正式な商品名が分からないのです。ですのでナーフマーケットとしては付属品から判断して「PUBGロケットランチャー」と呼んでいます。
色合いやデザインについて
見た目はすっきりとしたダークグリーンのランチャーです。カラーバリエーションでタンカラーもあるそうです。
そちらは買ったのにまだ届いてませんが…。
ブラスター名は不明。ロゴとして左右側面に「ELITE」「GUN」とあります。
販売サイトでも「キッズ用 玩具 ロケットランチャー」とか書かれているだけですので本当の商品名もシリーズも、あと製造メーカーも分かりません。
この辺はまさに中国系玩具らしいですね。
実銃ではこのタイプのロケットランチャーやバズーカ砲は、後方へガスや樹脂ペレットを噴出する事で反動を軽減するような構造になっています。
が、このPUBGロケランについては後部は蓋がされた状態になっています。保護カバーでおおわれているという事でしょうか。
上面部にはキャリングハンドルあり。
左右へ倒れる構造ですので持ちやすく、遊びやすい設計です。これはいいものですね。
フロントサイトもありますが、水平に撃つと足元へ落ちるような飛距離しかありませんので使うことはほぼ無さそう。
付属パーツはいっぱい
パーツとしては実は色々付属しています。
その1、ロケット弾
何はともあれこれが無くては始まらない。専用弾。
内部にスプリングが内蔵されており、その力で発射されます。
言い方を変えれば本体はこちら、トイガン本体はオマケという事にも。
結構大きなロケット弾です。バネなど発射機能が備わっていますので少し重量も。
ナーフと比べるとこんな感じに。ボコボコしてますのは国際発送と梱包のせい。
ちなみにLED内蔵でスイッチをONにするとイルミネーションのように赤青緑と点滅します。
夜間だと眩しいくらい。でも逆にリアルさは欠片もありません…
せめて光るのが弾頭ではなく推進ノズル、もしくは本体後部だったなら……
その2、押し込み筒
名称不明の謎の筒。
なんだか良く分からない筒ですが、実はこれが非常に重要な役割を担っています。
このロケット弾って前述のようにスプリングが内蔵されてるんです。で、そのスプリングはどうやって圧縮するのかといえば…
この筒に入れて押し込むんです。あくまで子供用のオモチャですのでそこまで固くは無いですけれども、安全確実に発射準備を行うにはこの筒は必須です。
★削ってない鉛筆など棒状のものを使う事でもバネを押し込むことは可能です。
使い方は別の項目、もしくはyoutubeにて。
その3、スコープ
可変倍率らしいスコープ。プラスチック製のレンズ入りで結構本格的なのかなーと思ったりします。
ただ到着時にはすでに破損してましたので使用感は不明。
ご覧の通りにぽっきりと。
接着剤で修復できるかな?と思いましたがマウントのツメ部分も折れてたのでお手上げです。
その4、タクティカルライト
いわゆる普通の白色LEDを使ったライトです。ボタン電池仕様。
どこかで見たことある外観ですので、専用アクセサリではなくトイガン向けに大量生産されているものなんでしょうね。
ピカティニレール対応。
プラ製ではありますが集光レンズ付きです。ボタン電池が手元にないので動作確認はしていませんが、恐らく一般的な100円ショップであるようなLED式ライトのような感じなんでしょう。
その5、フライパン
PUBG?とロゴの入ったフライパン。
実はPUBGは未プレイなんですが、このフライパンというのがゲーム内では非常に重要な、そして象徴的なアイテムらしいですね。
台座付き、しかも形状含めてかなりしっかりした造りです。もちろんプラ製ですが。
裏面はターゲットシールが貼られています。
台座は取り外し可能。
このまま立てて使ってもいいですし、フライパンだけ装備するのもいいのかも?
その6、スリング
写真を撮るのを忘れましたがスリングベルトも付属。ただベルト部分が非常に薄く、金具部分も柔らかいので使うことは無さそう。
あとお子さんがこの玩具で遊ぶ場合、こういった「首に掛けるヒモ」は渡さない・外すようにしましょう。
★玩具については紐の扱いは玩具安全基準で規定されています。
サイズはコンパクトでちょうどいい
大きく見えるロケットランチャーに見えますが、実は実際のサイズは68㎝とコンパクトです。
発射筒自体が細いという事もありまして、決して取り回しが大変なくらいのサイズではありません。むしろ子供でも十分に遊び倒せるくらいです。
娘が非常に気に入ったようで、ロケランを担いで家の中をうろうろしてます。ゲーム「バイオハザード3」のネメシスみたい…
ちなみにフォートナイトのロケランと並べたところ。二回りくらい小さいのが良く分かりますね。
PUBGランチャーの方はなんとも小ぶりに見えますが、これはフォートナイトRLが”なりきり玩具らしからぬデカさ”だからなんです…。
操作方法など
発射手順はちょっとだけひと手間多いのがこのPUBGロケットランチャーの特徴となっています。
1、付属の筒でロケット弾のバネを圧縮する
このロケット弾は中にバネが入っていますのでそれを圧縮させねばなりません。
そのため、付属の筒にロケット弾をゆっくりと、カチッと鳴るまで押し込みます。もしLEDを光らせるのであれば弾頭部のキャップを外してスイッチをONにしておきましょう。
2、ロケランをコッキングしてから装填
今度は本体側をコッキングします。フォアグリップをカチッと鳴るまで後ろに引きます。
実はこのコッキングをしておかないとロケット弾が入らないようになっています。ですので装填前は必ずこの動作をしなければなりません。
本体と弾頭が準備出来たら前から装填します。弾頭のサイズ状、少し飛び出ることになります。
3、引き金をひく
あとは目標に向かって引き金を引くだけ。
そうそう、忘れてましたがサウンド機能を使う場合はグリップ下部のスイッチをONにしておきましょう。
「ドギュギューン!!好◆〇△◎◆★!!」みたいな発射音と非常にハイテンションな中国語が流れます。何を言っているのかは不明…。
カスタマイズ例
ピカティニレールがありますのでエアガン用のアクセサリが取り付け可能です。一方、レール幅が大きいのでナーフのアクセサリは取り付け不可でした。
とはいえ何を付けるかは非常に悩むところです。
安価なドットサイトとかがいいんでしょうか…でも狙った場所に飛ぶようなモノではないですしね。
スペックなど詳細
初速:–m/s 飛距離 3~5m
弾頭サイズの関係で初速はまだ未計測。
バネやLED内蔵という事で弾頭部がどうしても重くなるため、飛距離としては3~5mくらいでしょうか。
少し上向きに発射してあげるのが遠くに飛ばすコツとなります。
ただそれでも期待できるほどの飛距離はありませんが…
試射
詳細はyoutubeにて。
ナーフのロケランがスポン!というのに対してPUBGロケランはゴツン!という重い感じ。撃ち味が全く異なるのが面白いものですね。
対応ダーツ
バネが内蔵された専用のロケット弾を使います。ナーフとの互換性は一切なし。
中国系通販モールではこのロケット弾のみ別売されていますし、日本でも販売されている迫撃砲の玩具と共用ですのでそこまで神経をとがらせて遊ぶ必要はないかも。
入手方法
中国系通販サイトで入手可能ですが、在庫などが非常に不安定なので見つけたら即断即決が必要です。
また場合により通関できないことがあるので、必ず不着時の補償がある支払方法、サイトで買うようにしましょう。
【雑記】海外通販で買ったトイガンが不着……Paypalの返金手続きをやってみた
総評:火砲が好きかどうかで分かれる評価
なんといっても「火砲」というジャンルのトイガンですので心に刺さる人には「買うしかない」というレベルのアイテムなんだと思います。
少なくとも私は買いでした。なんといってもフォートナイトのミサイルランチャーに似てましたしね。性能については二の次でしたから。
逆に言えば性能重視、ゲームで活躍できるパートナーが欲しいというのであれば、間違いなくこのPUBGロケランは候補から外れます。
発射までの手順が煩雑とか、短い飛距離とか、あと耐久性とか。
見た感じはそこまでいい素材で作られたような感じではないので激しい戦闘では容易に破損しそう。
こんな人にオススメ
◎重火器や火砲の玩具が好きな人
〇サブウェポンは爆発物だろ!という人(※爆発しません)
おすすめできない人
✖対人戦で活躍できる相棒を探している人
✖ガシガシ使い倒したい人(耐久性は低そう)
総評:火砲が好きなら買いだ!