様々なスポンジ弾を撃ちだすブラスターを発売してきたハズブロ。
今度のニトロ・シリーズは今までとは全く違う、新しい、そして面白いシリーズラインとなっています。なぜならニトロは”小さい車”を発射するのです。
ニトロシリーズはNストライク等から大きな影響を受けています。発射機構やそのデザインには他のナーフシリーズとの類似性をも見ることが出来ます。ただし唯一違うのはダーツ…すなわち車がテーブルや床といった平面上で発射されるということです。
ニトロブラスターはホットホイール(マテル社)と同じくらいのサイズの軽量フォーム製の車を発射できます。ジャンプ台やスタント用のドラム缶も用意されています。また安全のために底面にはセーフティボタンがありまして、床面に設置しない限りは(指で押し下げるなどすれば別ですが…)車が飛び出さないようになっています。
商品ラインナップは充実しており、車1台を発射する「ロングショット」は20ドル。3台発射可能な「フラッシュフューリー」は30ドル、フライホイールで車を連続発射する「モトフューリー・ラピッドラリー」では50ドルといったセットが用意されるようです。今年夏に発売予定。
全てのセットには一番大事なジャンプ台が付属します!
Nerf’s Rad New Blasters Fire Cars, Not Darts
http://www.popularmechanics.com/technology/gadgets/a24877/nerf-nitro-stunt-car-blasters/
ナーフファンからは賛否両論のニトロシリーズ。記事内で「ホットウィールと同じくらいの大きさ」と言っちゃっていますが、マテルをライバル視しているのは確実ではないかな、と思います。余談ですがハズブロの2016年決算情報が昨日公開されましたが、2ケタ増という凄い成長をみせたそうです。この勢いのままライバルのマテルを追い落とす…というのもありえるのかも?
ホットウィール等の金属製ミニカーは頑丈ないい玩具なのですが、一方で床に放ったらかしのミニカーを踏んで痛い目にあったり、子供がガシガシと遊んで床や家具をボロボロに…という人は多いハズ。
ニトロ・カーは軽量スポンジの柔らかい車ですのでそういった点では安全なのかもしれませんね。耐久性という点では明らかに劣るでしょうけれども。
そうそう、ミニカーといえばタカラトミーのトミカも有名です。ナーフの国内取扱はタカラトミーと考えると…もしかしたらニトロシリーズ、国内販売もあるのかもしれませんね。