できるだけ多くの弾丸をコンパクトに持ち運ぶにはどうすればいいのか…というのは銃という兵器が本格的に運用されだしてから、特に自動式銃が主流となってからは大きな開発テーマの一つとなっています。
例えばこのような細長い板状のマガジン。構造が簡単というのはコスト削減、そして動作不良を起こしにくいということ。というわけで現在では一般にはこのストレート型のマガジンが主流です。ナーフでもこのストレート形が多いですよね。
ただどうしても長くなってしまいますので、実銃では互い違いに配置した2列、もしくはそれ以上に多列化させたマガジンなんかもあります。これも固い薬莢というシステムがあるからこそ。
ただ残念ながら柔らかくて摩擦の大きいナーフダーツではこのような配置にすると簡単に詰まってしまいます。
というわけでナーフでは1列のストレート型か、下の写真のようなドラムマガジンが主流となっています。
左から35発、30発、25発、18発の大容量マガジン。サイズとしてはかなり大きくなってしまいますが、それでもストレート型では達成できないような大きな容量を実現できます。
内部構造としては螺旋状にダーツを配置していくようになっています(実際には重ならない円弧状です)
ライバルシリーズで初のドラムマガジン登場?
実はライバルシリーズにはこういったドラムマガジンが今までありませんでした。そもそもホッパー式(上から流し込むタイプ)があるので多弾マガジンの必要性が薄かったということかもしれませんけれども。
情報もとは海外掲示板のRedditより。
エッジシリーズの付属品となるドラムマガジンです。なんだか不思議というかバランスが悪そうな形状ですけれども、螺旋状にボールを配置することで装填数は30発を実現しています。
格好よさはひとまず置いておいて、実用性としては30発はなかなかの火力です。しかも重力落下のホッパー式と違ってどのような向きにも発射可能です。
ちなみに本体はXVIII-700ヘリオスのカラーバリエーション(ライバル・エッジ シリーズ)。内部構造の変更があるかは不明です。
構造上、使えるライバル・ナーフは限られてしまいますが、目立つこと間違いなしのアイテム。装弾数がモノをいう対人戦で使うには最適かもしれませんね。