射撃玩具で遊ぶ上で守るべきルールというか大原則があります。これはエアガンでもナーフでも、もっと言えば輪ゴム鉄砲や空気銃、実銃でも一緒なんですが、
- 撃つとき以外は引き金に指をかけない
- 銃口を覗かない、人や物に向けない
- 推奨された防護具を着用する
というものがあります。
たとえオモチャとは言え弾を発射するわけですから人体にとって弱い部分、例えば目のような柔らかく、かつ重大な後遺症が置きかねない場所に当たると大変なことになりかねません。
目への障害リスクについては近年、ことさらに注意喚起されております。当サイトでも何度か取り上げたことが有るのでご存知の方は多いはず。
余談ですが最近はコスプレ用の小道具としてのエアガン議論も盛んですね。
大切なことですので、順を追ってご説明させていただきますね。長くなりますがご容赦くださいませ。
ご質問者さんもご存知の通り、エアソフトガンに同梱している説明書には、コチラと同様のルール&マナーを載せています。(続)https://t.co/gJnUSV3Ooh https://t.co/VVSwzylsEI
— 東京マルイ@AirsoftGun (@TM_Airsoft) December 3, 2018
ナーフはそういった点では識別しやすいように作られていますのでコスプレにも最適…と言いたいのですが、やはり知らない人にとっては銃にしか見えません。
海外ではこんなニュースも。
と、前置きが長くなりましたが、近年の安全面への配慮を求める声の高まりのためか、欧州の各国トイザらスでは「ナーフ用ゴーグル」の取扱が開始されています。以前のような簡易モデルではなく、しっかりと使えるゴーグルになっているようですね。
NERF – N-Strike Elite Schutzbrille, blau
これはトイザらス・スイスで販売しているもの。同じものがデンマークなどでも取扱されています。
価格は9.95スイスフラン。日本円で1150円くらい。メガネ型の簡易のものではなく、ゴムバンドでしっかり固定できるタイプになるようです。
NERF – Elite Schutzbrille, orange
オーストリアでは色違いのものが販売されています。形状は上と同じですね。
価格は7.99ユーロ、日本円で1050円くらい。
どちらも目を保護するという目的であれば、ナーフ純正としてはこれ以上無いくらいしっかりした製品ではないでしょうか。過去にあったゴーグル類は簡易のものが多く、透明度が低いとかレンズが歪んでて酔うとか散々でしたから…。
日本でもこういったゴーグルをナーフ売り場で一緒に買えるようになればいいですね。
市販の一般的な安全ゴーグルならなんでもOK
幸いにもナーフの威力はエアガンに比べると弱いものですので最低限、目を保護するだけでも怪我のリスクが大幅に減少します。また保護具にしてもサバゲー用のガッシリしたものでなくとも、一般的な安全ゴーグルで十分に機能します。
より安価な工具用ゴーグルでも十分に使用可能です。
フィット感はあまり良くありませんがダイソーの保護ゴーグルでも。
痛い思いをしてはせっかくの楽しさが台無しになってしまいます。誰かと撃ち合って遊ぶ際はゴーグルは是非、着用を。