【レビュー】Nストライクエリート トリロジーDS-15
サイズ・重量 | 全長–cm 重量–g | 発売年
シリーズ |
2019
Nストライクエリート |
初速 | –m/s | 装弾数 | ×3本×5シェル |
入手先 | 対応弾 | エリートダーツ |
2019年に海外、国内で発売されたNストライクシリーズのショットガンがこのトリロジーDS-15になります。
なんといっても排莢式・3本発射というショットガン好きにとっては堪らない要素が満載でして、発売前から大きな話題となっていました。
余談ですが同名のナーフが過去に存在したことから正式には「トリロジーDS-15」と呼ぶべきなんでしょうけれども、長いので単純に「トリロジー」とだけ言われることが多い模様。
当サイトでもトリロジーと記載しています。
※レベル・トリロジーは世界的にもレアすぎて混同の恐れが無いくらい。
これぞナーフというオープンなパッケージ
ネットショップなどの画像では小さく見えがちなトリロジーですけれども、届いたものを手にしてみるとパッケージ含めて「ゴツいな!」という感想がまず出てきます。
開封しない状態でも引き金を引いたりすることは出来ます。ダーツの発射などは出来ませんが。
このあたりはナーフではおなじみですよね。
パッケージ右側に見えるのが専用のカートリッジ。5個付属。
海外では一時、別売されていましたが今(2022年)は生産が終了している模様。
パッケージ裏面。
こちらは非常にシンプルですね。機能面での説明が記載されているくらいで。
見た目はグレネードランチャー?
パッケージから取り出して写真1枚。
いわゆる一般的に想像されるショットガンと違ってバレルが短い、と言うかほとんど無いです。
ですので見た目としてはグレネードランチャーっぽく感じるかも。
カラーリングは旧Nストライクエリートの紺色とオレンジ色。今のエリート2.0の水色とオレンジの組み合わせとはまた趣が違います。
下のオレンジの5つのパーツは専用カートリッジ。
NERFのロゴが付いています。格好いい。
でもこのツヤツヤ感と形状、なんだかソーセージの束を思い出しそうです。小腹が空いた……
気になるカートリッジの互換性
そうそう、この美味しそうなカートリッジ。過去に販売されていたスレッジファイア(カート式ショットガンのナーフ)と互換性があるかどうかなのですが
はい、ありませんでした。
構造がーとか爪の位置がーとか関係なくサイズが全然違いますので装填すら出来ません。逆にトリロジー側にも入りません、というか大きさが違いすぎてハマりません。
こうやって並べると一目瞭然ですね。
パーツとしてもスレッジファイアではただの筒形状だったカートリッジが、トリロジーでは内部が平滑でやや複雑な構造になっています。
ちなみにストックの部分にカートリッジを5個収納できます。軽く固定されるので逆にしても落ちることはありません。
リロードは上から!
カートリッジはどこから入れるのか?というと上面にある投入口から装填します。
前後の向きだけ気をつけて放り込むだけ。
少し浮いてるような感じがしますがご心配なく。
自動的にいい具合のポジションに収まるように出来ています。これは便利。
動画の方が分かりやすいですね。
こんな感じに装填と射撃、排莢まで行います。
初速は控えめ
3本のダーツを発射する関係で初速は控えめ。
実測値で言えば16~18m/sくらい。単発式のナーフが20m/sくらいまであると考えればもう一声欲しいという感じでしょうか。
アクセサリレールあり
独特な構造のナーフですので拡張性としては低いですが、ブラスター上面にはレールがあります。銃身の上。ちょうどナーフ名の書いている部分にも。何を付けましょうか。
ただ純正で使えそうなのはタクティカルライトくらいでしょうけれども残念ながら廃番に……
互換品としてナーフ用のライトがあるので流用するのもアリかも。
排莢は楽しいけども難あり
なんと行っても最大の目玉はやはりこの排莢アクション。
といっても期待するような空薬莢がポーンと飛び出るようなものではなくって、横にゴロリと転がり落ちるような具合です。
ダーツ3本の発射も迫力あり。面攻撃が可能ですので射的でもかなりの威力を発揮します。
重たくてダーツ1本当てたくらいでは倒れないようなターゲットも、このトリロジーでは容易に吹っ飛ばすことも。まさに3本の矢。
ただ本当に惜しいのが連射できないこと。
動画のように1回撃つごとに本体の上からカートリッジを手で装填しないといけません。チューブマガジンと言うか、連続でどんどん撃ちたかったのでここは残念。
あと注意点としてはこのカートリッジが結構重いんです。ですのでフローリングのように硬い床に落ちるとゴン!と響きます。
カートリッジの破損や、住環境によっては階下の住民さんとのトラブルともなりかねません。室内で遊ぶ場合は毛布や布団などの柔らかいものを敷いたほうが良いかも。
あと足の上に落ちると結構痛いです。靴やスリッパを履いて遊ぶなら問題ないでしょうけども。
とはいえ腰だめに構えてガッション!ガッション!とダーツをばら撒くためのナーフと考えれば、まさに爽快そのもの。3本のダーツが一斉に飛び出す様子は迫力満点です。
入手はまだ可能(2022年)
国内販売されていたものの、2022年の時点では生産終了したのか通販サイトでの価格は高騰気味。
とはいえフリマアプリなどを見るとまだまだ定価以下での入手は可能です。
中古品でも安いものを見つけたら確保しておいたほうが良さそうですね。
ただ単純に排莢ギミックを楽しむというのであれば、昨年ごろより一気に普及した中国製のソフトダーツガンを選択したほうが良いのかな、とも思ったりしています。
連続給弾で排莢ギミックあり。トリロジーのような散弾ではありませんけれども。
対応ダーツ・アクセサリ
使用できるのはノーマルダーツのみとなります。エリート2.0ダーツ、もしくは吸盤ダーツが使えます。
※グリップ、バイポッド、延長バレルは使用できません