2014年に発売されたカメラ搭載型の電動ブラスターです。ブラスター自体はオーソドックスなセミオートブラスターとなっていますが、その最大の特徴であるカメラとモニターは様々な使い方をすることが可能となっています。
見た目は近未来SFのライフル
サイズやデザインは近未来SF映画に出てきそうなアサルトライフル型です。色合い的には主人公側、もしくは味方特殊部隊(途中で死んでいく役)が持ってそうな雰囲気ですね。ストックは取り外しや伸縮はせず固定。子供というよりある程度の年齢の少年・もしくは成人が持つとちょうど良いくらいの大きさです。
左右にある単三電池4本の電池ボックスはそれぞれカメラと発射用のもの。合計8本もの電池を必要とします。そのためになかなかの重量になりますので、大柄な本体と合わせてやはり子供にはちょっと辛いかもしれません。
セミオートライフル定番の二段トリガー式
ナーフのセミオートライフル定番の二段トリガー式。モーター起動トリガーを握ってからメイントリガーを引くとダーツが発射されます。フライホイールですので連射をすると極端に射程が落ちますので要注意です。
カメラは性能控えめ
カメラは銃身の上に目立たないように内蔵されています。銃身が常に写っているため、撮影した動画はFPSゲームのようになります。写真と動画撮影可能。モードボタンを押すことで動画と写真を切り替えます。現在のモードは左上に大きなアイコンで表示されています。
30万画素(640*480ピクセル)と今のフルHD全盛の時代にVGA画質は非常に見劣りしますが、サイズが小さいので子供がガシガシ撮ってもSDカードを圧迫しません。なお、連続100分の撮影が可能だそうです。
画面には照準が写っており、これでも狙いをつけられます。ゲームルール的にはNGになりますがナーフだけ障害物から出して相手を撃つような事も。ちなみにこの照準は動画には記録されませんのでご安心を。
カメラの録画・停止ボタンはグリップの横。親指がすぐに届く場所ですので非常に使いやすいです。
最大飛距離は27m!
公式に90フィート(27m)もの飛距離を持つブラスターとして登場したため、カメラ機能よりもその威力に注目が集まるという皮肉な事態が起きたとのこと。同時に74.99ドルという価格からは「カメラはいらないから安くしろ」等と反発もあったとか。
ナーフからは過去にスマホアダプターが出ていますし、2016年にはバトルスカウトというフルHD対応カメラ付きのブラスターも登場しています。
今は自作動画のyoutube等やSNSへの投稿が一種のトレンドになっていますから、こういうカメラナーフには更に注目が集まりそうですね。
使用できるのはノーマルダーツのみとなります。エリート2.0ダーツ、もしくは吸盤ダーツが使えます。
※ロングバレルキット、ステルスキットのバレル(銃身)延長パーツは取り付け出来ません