2008年に登場した分隊支援火器ナーフのバルカン。ベルト給弾のフルオートと従来にないギミック、そしてゴツゴツした見た目からも非常に人気のあるナーフです。
ノーマル版の黄色以外にも透明・透明グリーン・白、そしてこのレッドストライク(クリムゾンレッド)という多数のカラーバリエーションが登場しました。この赤色は2009年ブラックフライデー限定、それもウォルマート独占販売のために比較的レアとされるカラーです。
ノーマルバルカンの黄色パーツを赤色にしただけですので性能やギミックは変化ありません。
弾薬箱にトライポッド、佇まいは分隊支援火器
フル装備で置いた感じは軽機関銃のような雰囲気ですね。横に出っ張った弾薬箱が良いアクセントになっています。
レッドストライク色はノーマル黄色のパーツをそのまま赤に変えただけとなっています。黄色が警戒色という雰囲気で非常に目立つのに対し、やや暗い赤色ですので落ち着いたイメージになっています。黄色とどちらが良いのかは好み次第ですね。
ハンドル周辺やアクセサリレールなどもノーマルと同じ。オレンジ色と暗赤色の取り合わせはまるで炎のよう。フロントサイトは可倒式。
トライポッドを使わずに手持ち運用も可能です。ハンドル部を持つか、バレル下のハンドガードを持つかどちらでも可能です。別売りのスリングを通す穴もあります。
暴発防止の為にメインスイッチがあります。それもカバー付き。バルカンは持ち上げた時にトリガーごと握ったり、トリガーガードがないので何かに当って暴発することが多いようです。使わないときは必ず切っておきましょう。
弾薬箱は左のみ
弾薬箱は左、給弾側のみ。ですので撃つたびに給弾ベルトが垂れていきますし、撃ちきった後はベルトが落ちてしまいます。ゲームでは使えないと言われる所以ですね。
弾薬箱は簡単に取り外しできます。割れやすいものなので収納時は別に保管しておいたほうが良いかもしれません。
コッキングは電動以外に手動も
バルカンの特徴の一つとして手動でも発射できるようになっています。
ロングストライクなどと同じような大きめのボルトハンドルが用意されています。ストロークが短いのでかなり固いですけども他の手動ブラスターと同じように単発発射が可能です。モーター駆動は非常に大きな音が出ますので手動で遊べるのは住宅事情によっては大きなメリットになります。
発射機構は独特
リロードは非常に独特で、ダーツを装填した弾薬ベルトを弾薬箱に入れるようになっています。左側の弾薬箱に弾薬ベルトを入れ、緑色の空薬莢をギアの上に置きます
わかりやすいようにベルトの置き場所が図示されています。前後方向を間違えないように!
ベルトは絡まらないように丁寧に弾薬箱に入れましょう。
【実射】Nストライク バルカン レッドストライク
ナーフのバルカンの実射テストです。
非常に激しい騒音ですので夜間ではほぼ使えないナーフです。射程距離も精度もお世辞にも褒められたものではなく、ロマン全開のナーフだといえます。
ただ撃つごとにベルトがガシャガシャと排出されていくのはなかなか爽快で、これはバルカンでしか味わえない感覚ですね。
なお、この動画の前に数分かけてダーツをベルトに装填していく作業があったのですが、そちらは割愛しています。
特徴的な三脚は扱いが難しい
バルカンは重量級であり、そのために専用のトライポッドが付属しています。バネが内蔵されており、持ち上げると自動で折りたたまれる仕組みとなっています。
このトライポッドの構造は後のリノファイアにほぼそのまま受け継がれています。
連射力も飛距離も今となっては旧世代、でもそれ以上の魅力が
2008年発売モデルですので今となってはかなり古いナーフになります。連射も秒間2.5~3発くらい、射程も10mほど。ダーツの装填も非常に面倒です。
ただそんな事はどうでも良くなるくらいの見た目の格好良さは多くの人を惹き付けており、かくいう私もその一人であったりします。
またいくら希少とはいえナーフはナーフ。そこまで高額になることはなく、海外オークションをチェックしておけば思わぬ安値で手に入れることも可能です。
対応ダーツ・アクセサリ
使用できるのはノーマルダーツのみとなります。エリート2.0ダーツ、もしくは吸盤ダーツが使えます。
※バイポッド、延長バレル、ストックブラスターは使用できません
※グリップとサブブラスターは側面取付になります