【レビュー】Nストライク ロングショット
サイズ・重量 | 全長–cm 重量–kg | 発売年 | 2006 |
初速 | 14m/s (フロントは9m/s) |
装填数 | ×6発(付属マガジン) |
入手先 | 対応弾 | 使用できるのはノーマルダーツのみとなります。エリート2.0ダーツ、もしくは吸盤ダーツが使えます。 |
★この記事は2019年にリライトしています。
Nストライク ロングショットって?
2006年に新発売されたNストライクシリーズの一つであり、ナーフでは初といえる本格スナイパーライフルのブラスターです。
ボルトアクション、折りたたみ式バイポット(取り外し不可)、スナイパースコープなど大型狙撃銃らしい風貌となっています。
色合いやデザインについて
SF映画の大型ライフル?レールガン?というような雰囲気のナーフです。
黄色ということで玩具っぽさを感じるのですが、よく見れば重厚感のある迫力あるデザインであることが分かります。
黄色という非常に目立つ色合いということもあって存在感は非常に大きいです。目立ちまくります。
がっちり良さ気なバイポッドとフォアグリップ
このブラスターはバイポットが付いています。
この重量を支えるだけあって、プラ製とはいえ意外としっかりした物になっています。他の大型ブラスターにも合いそうなデザインなのですが、残念ながら取り外し不可となっています。
内部からネジ止めされていますので、もし塗装するのに外したい場合は本体の分解が必要です。結構大変。
バイポッドで立てた状態です。
本体だけ。これだけだとアサルトライフルのようなデザインに感じます。
ちなみにこの見た目は結構人気があったようで、後年にはゾンビストライクシリーズから”単体”で登場しました。
ロングショットの最大の特徴、サブブラスター
ロングショットは分割することで両手持ち・同時発射することが可能なブラスターとされています。
この先端部分が取り外しできまして…
単体で、単発式のナーフとしても使えます。
先込めの単発式ですので、ゲームではメインで使うというよりも最後の手段、緊急避難的な扱いになると思われます。
ダーツが入るのは下側。上は本体側の銃身ですね。
ロングショットはこのサブブラスターがフォアグリップ代わりとなります。
プラスチックらしい粘りのある持ちやすさ…悪く言えば柔らかいのであんまり持ちやすいとは言えません。
あと本体との接続が緩いので簡単に外れます。たとえ戦闘中であっても。
ここは最大の弱点と言えますし、可能であれば何か工夫をして固定しなければならないかも。
スコープは標準パーツとして
旧世代になりますがNストライク、つまり黄色世代のブラスターは魅力的なアクセサリが多く付属していました。
ロングショットのスコープもその一つで、他のナーフに取り付けできる万能アクセサリとして高い人気を誇っています。
見た目はズングリとした大口径スコープという感じ。例のごとくレンズなどは入っておりませんが
レティクルというか照準目盛が入っています。
プラ板ですので視野も狭くゆがんでいますが気分としてはかなり盛り上がりますよね。
同型スコープはロングショットの色に合わせて青赤黄、エリートカラー、ゾンビ色(橙)の5色が存在しています。
黄・橙以外は国内では希少種なので入手機会は少ないかもしれませんが…集めたくなる魅力を秘めています。
サイズについて
全長は約90cm。
最近では大きなナーフが多いので90cmといってもそれほどの驚きはありませんが、このロングショットが出た当時は中型のナーフしかありませんでした。
このサイズの玩具が登場するということは非常に驚かれたはずです。
しかもさらにストックが伸びますので最大長は1mに。撮影用のベビーベッドには乗りません。写真の画角に入りません。
操作方法など
基本的な操作は簡単で、ボルトを引いて引き金を引くだけ。
マガジンを抜く場合はボルトを最後尾まで引いた状態で戻さずにマガジンリリースレバーを操作します。
ボルトが前進した位置、もしくはきっちり後ろまで引いていない場合にはマガジンが抜けないように出来ています。
カスタマイズ例
アクセサリレールが上面に1個だけ、あと延長バレルの取り付けが出来ます。
簡単ですがマガジンを12発のものに変えたもの。これで継続火力アップです。
アクセサリとしてはモジュラスシリーズのものが入手しやすくておすすめです。
※グリップは上面取り付けになります
スペックなど詳細
初速:14m/s(本体)
今となってはかなり低い数字ではありますが、2006年製ということを考慮するとかなり頑張っているのではないでしょうか。
初速:9m/s(フロントブラスター)
ロングショットのフロントブラスターはナーフの中でも1,2を争うほどの残念ブラスターとも評されるほどの実射性能です。それはこの初速を見ていただければわかるはず。
構造的にバネも弱く、シリンダーも小さいので仕方ありませんが、そのままではほぼ使えません。
対応ダーツ
使用できるのはノーマルダーツのみとなります。エリート2.0ダーツ、もしくは吸盤ダーツが使えます。
入手方法
生産停止から結構な年数が経っていますが、流通量はかなり多いようで中古市場での価格は低め。フリマアプリでも比較的よく見かけることが出来ます。
総評
巨体にもかかわらず軽いという取り回しの良さがあるものの、言い換えれば補強などが無いので剛性は皆無です。ギシギシ・ユラユラします。
13年前のナーフですので飛距離、精度ともに現行品には遠く及ばない性能です。
狙撃と言う割には飛ばず当たらずデカくて目立つという三重苦ですので活躍の場はかなり限られてくるでしょう。
とはいえそこはナーフ。
性能で選ぶものではありませんし、改造によって初速アップは容易です。いわゆる改造パーツも海外では豊富。
見た目第一ですが何か感じるものがあれば買って損のないブラスターです。
コメント
確かにプレミアついて高いですよね。
性能はともかくロングショットのスコープは格好いいです。