いろいろなジャンルの実験的、先進的なトイガンを開発?する中国から、面白いトイガンが新登場したので早速紹介です。
※2024/2/9に文章更新
M202ロケットランチャーの玩具
かの有名な、おそらく30~50代の男児にとっては教祖(?)とも言えるシュワツルネッガー主演映画「コマンドー」でも活躍した4連装ロケットランチャーであるM202。
それをスポンジ弾を発射できるようにした玩具となります。
トイガンというよりも玩具という方が近いアイテムですが、やはりその存在は気になるところ。
弾頭部分はLEDで光るギミック付き。
よく似たダーツ(弾)は他でもありまして、大抵はスポンジの部分をくるくる回すとLEDのスイッチが隠れています。モーションセンサー付きで撃ったら光る、というのは期待し過ぎかも。
もちろんOFFのまま使えるはずなので虹色に光るのが嫌だ!という人でもご心配なく。
個人的な”いいね”ポイント
弾頭が飛び出さない
個人的に良いなと思ったのが弾頭が飛び出していないんですよね。恐らく装填した状態でもフタを閉めることが出来るようで。
同じM202の玩具は弾が大きく飛び出しており、見た目としてはちょっとM202っぽくないなーなんて感じていました(ですので買わずにスルー)。この新しいバージョンでは本体と弾頭部がツライチになりますのでその点でも雰囲気は抜群に良いはずです。
参考までにこちらは以前からあるM202風の玩具。弾頭部分が飛び出しているタイプ。
4発動時発射が可能
ギミックは不明ですけれどスイッチで単発、もしくは4発同時?発射の切り替えが可能。
順番に1発ずつ撃てるのであれば、これはナーフ戦でも使えるかもしれません。
特定のルール下ですがシールドや陣地破壊武器として、とか。
さすがに飛距離には期待できませんけれども。
個人的な”良くない”ポイント
サイズが小さい
商品画像によると60cm×22cmもありますが、これはどうやらグリップ含めたサイズっぽいところ。
別の出品者の写真では幅10cm四方とあります。使うロケット弾は3.5cm。
この手の玩具って届いたら「妙に小さかった」ということって多いですよね。私も何度か写真詐欺に遭ったことがあります。写真では威圧感あるライフル玩具なのに、届いたら割り箸みたいなヒョロヒョロだったりとか。
そう考えると本体部分が10cm四方というのはちょっと厳しいかなぁ……と。
ナーフのロケット弾が76mm。メガダーツが20mmと考えると3.5cmのダーツもそこまで大きくは無さそうで。
あくまで玩具ですのでフルサイズの巨大な筒は遊びにくいわけでして、そう考えればサイズのデフォルメ(極端に小さくなければ)はむしろ歓迎すべき部分かもしれませんが流石に小さい気が。
ちなみにこちらは別のロケットランチャーで使う弾。これくらいのサイズで撃てたら迫力あってよかったんですけれどもね。
そもそもM202って
M202はベトナム戦争時代に開発されたナパームロケットランチャーです。その見た目から象徴的な武器に思えますが、重すぎたのか実践での活躍の場はあまりなかったとのこと。
また実物のM202が撃ち出すのは焼夷弾であって、映画やゲームであるような戦車やボス敵を吹き飛ばすような爆発力を持つ弾頭は存在しなかったようです。
フォートナイトでもクアッドランチャーとして登場し、その瞬間火力から強力な武器という印象を残しました。
他のゲームでもよく登場しており、そのほとんどが「4連装のロケラン」というように設定されています。ロケランやグレポンが出た以上、このクアッドランチャーもいつかナーフでも立体化されるのでは……と期待していますが、恐らく無理なんでしょうね。コスト的にも。
とはいえ価格6,000円と考えれば遊べる玩具かも
2024/2/9時点でアマゾンにはいくつか出品あり。相場はおおよそ6,000円くらいでしょうか。
そのギミックや内容を考えれば玩具としても丁度いいお値段なのかもしれません。
私が期待するような大型化すれば販売価格は1万円を超えてくるでしょうしね。
私はとりあえず見逃し予定ですが、もし「あ、いいかも」と思われた方は是非。