ナーフとは??
アメリカの玩具メーカーが販売しているソフトエアガンです。
何しろアメリカは良くも悪くも銃社会。子供向けとしても多種多様な銃のオモチャが売られています。
子供向けということで大きな特徴が2つありまして、
1、当たってもそれほど痛くない安全性
2,実銃と間違えないほどの派手なデザイン
があります。
1、当たってもそれほど痛くない安全性
1については対象年齢が8歳以上という子供向けなので当然といえば当然なのですが、柔らかくて軽いスポンジ弾を使うので至近距離から撃たない限り、それほど痛くありません。
(顔に当たるとデコピンされたような痛みが…安全ゴーグルは必須です)
また子供でも扱えるようにコッキング(発射バネの圧縮)も軽くなっています。
余談ですが夜店で中国製の鉄砲のオモチャがあたったことがあります。コッキングは細長い棒を引くという、どうみても子供には扱えないシロモノでした。大人でも指が痛くなるくらい。
ナーフはコッキングしやすいようにリング状になっていたり、そもそもコッキングする部品が大きくばっていますので、子供でも一人で遊べるようになっています。
2,実銃と間違えないほどの派手なデザイン
上で書きましたがアメリカは銃社会であり、州によって違いますが子供でも銃を扱うことが許されています。数多くの実銃が流通しており、悲しいことですが非合法なことや、犯罪にも使用されています。
そんな世情もあり、玩具の銃を見間違えたことによる誤射も度々起きています。2014年にはトイガンを振り回していた少年が警察に射殺されるという事件がありました。
12-year-old boy shot by Cleveland police has died
http://www.cleveland.com/metro/index.ssf/12-year-old_boy_shot_by_clevel.html
こういった事態にならないよう、ナーフに限らず玩具の銃は一目でわかるよう派手なデザインにされています。
オレンジなど派手な色彩で「オモチャ」であることを全面に主張しています。
といっても大人なファンにとってはオモチャ然としたデザインは物足りないそうで、リペイントすることが一つのブームになっています。
子供も遊べる銃のオモチャ
これまた賛否両論あるでしょうけども、子供でも遊べる銃のオモチャとしては上手く工夫されている商品だと思います。
的当てだけでなく、―安全策を講じる事が前提になりますが―陣地を作っての撃ち合いなんかも大人子供とも楽しく遊べます。我家の場合ですと片手で持つ拳銃、両手で抱えるライフル型がありますので、それぞれの特徴を考えて作戦を考えたりして遊んでいます。
オモチャですので結構、頑丈に出来ています。しかも比較的に安価で入手できるのがありがたいところです^^
余談ですが…
日本では販売代理店としてタカラトミーが取り扱っています。本家ほどのラインナップはありませんが一通りのツボは抑えられています。
飛距離・威力については海外版よりも抑えられているそうです。
タカラトミー商品情報
http://www.takaratomy.co.jp/products/nerf/