先日よりナーフ界隈を賑わしている、ある流出写真があります。
出典は海外掲示板のReddit。
「ELITE2.0 COMMANDER」と名付けられたナーフの写真です。
付随する情報は一切なし。
ELITE2.0は先月に情報がリーク
エリート2.0。
実はナーフのWikiフォーラムにてこのような情報が先月に出ておりました。この時はまだどのような製品になるのかは不明。
あくまでシリーズと名前だけ。
(なんてこった!ELITE 2.0 !!!地獄からの噂は本当だった!エリートラインが新しくなった。
ハンマーストームのような今までにないデザインで、従来のナーフを更新していくようだ。それらは新しい名前が付けられる。RC、RD、TD、SD。超すげぇ! ※意訳)
ちなみにカナダの玩具ショップの商品リンクも掲載されていましたが、今はそちらはリンクエラーとなっております。
Elite 2.0 Commander RC-6:
https://www.everestwholesale.com/products/hbge9485221
フォーラムの情報が非常に多いので一部のみ引用しています。
なお、トピック内では他に複数のエリート2.0が控えていることも書かれており、そのうちの一つがこのコマンダー RC6ということになります。
エリート2.0 コマンダー RC6
写真を見直してみますと、いくつか気になる部分があります。
今までなかったカラーリングと2.0ロゴ
例えばELITE2.0というロゴ。わざわざ2.0としたということは、やはりなにか大きなバージョンアップがされていると考えるほうが自然です。
一般に整数部分が増えるバージョンアップは非常に大きな変化があったことを意味します。もしくは世代が変わったとか。
つまりこのナーフもそこまで大きな変化があるものである可能性があります。
コマンダーRC6=6発装填のリボルバー?
ナーフでは慣例的に名前の英略字は装填や駆動方式、数字=装弾数を意味します。
例えば50発マガジン搭載のタイタンはCS50です。「(マガジン)クリップ・システム・50本」という意味ですね。
今回はRC6ですので、6発を装填できるということになります。
RCはまだ明らかになっていませんが、Rはリボルバーなのではないでしょうか。
そして引き金がオレンジ色、つまりオレンジトリガー。
過去には玩具安全基準対応で威力を落としたグレー、規制なしのオレンジという2種類がありました。
写真ではオレンジトリガーでしたが、安全基準対応のグレーが出る可能性もあるのでしょうか。
そうそう、カラーリングもいわゆるエリートブルーという「青」ではなくブルーグリーンというような色合いになっています。
非常に高い拡張性
まずはその異常なほどの拡張性。
アクセサリレールが3つもある以外にも、バレル、ストックも取付可能になっています。
これはすごい。
例えば比較しやすいディスラプターやストロングアームと並べました。
※コマンダーの全長等の情報がまだありませんので、実際のサイズとは異なります
【レビュー】Nストライクエリート ディスラプター ~原点回帰~
ディスラプターもストロングアームも拡張性は上面レールだけしかない事を考えますと、コマンダーの拡張性が際立って高いことがわかります。
試しにカスタマイズ
せっかくですのでカスタマイズをしてみました。
本体サイズが分かりませんが、アタッチメント(取り付け部分)のサイズからおおよそ推測して画像合成しています。
ハンドガンと言うかライフルのコアとなるナーフになりそうですね。
前述のように独特の色合いで従来パーツと組み合わせた時の違和感が気になるところです。
独特の本体色は従来のアクセサリを取り付けたときのアンバランスさが気になってしまいそうです。
これは2.0対応のアクセサリがどんどん出てくるという布石?
個人的には白基調のモジュラスシリーズのパーツはまだ違和感が少なく、合わせやすそうに思えます。
似ているのはスペクトラ?
そうそう、ここまで書いて比較すべきはディスラプターではなく、むしろスペクトラに法なのではないかと思えてきました。
スペクトラはスリムなストック付きリボルバーハンドガンでして、折りたたみ式ストックとサイレンサーパーツが付属しています。
あれ、もしかするとコマンダーに似ている?
2.0。新世代のナーフとして
2019年がナーフブランド50周年であったことも考慮しますと、もしかすると2020年はナーフにとっての世代交代・刷新という意味合いもあるのかもしれません。
ナーフにとってNストライク・エリートは看板シリーズでもあり、定番商品に位置する非常に堅実なラインナップでもあります。
それをわざわざ2.0、それもトレードカラーでもある青色を変えてまで出そうとしているのですから、おそらくは大きな意味を込めての「2.0」なのではないのかな、と思います。
可能性としては…
飛距離や精度など性能が向上したバージョンアップとしての2.0。
旧製品の「再生産」「バリエーション商品」ではない新しいシリーズとしての2.0。
50年という一区切りを超えて新しいピリオドという意味での2.0。
果たして本当の2.0の意味はどれになるのでしょうか。
そうそう、まだリーク写真1枚だけですので発売時期を含めた詳細は一切不明です。