【レビュー】メガ モトストライク ~サイズも動作音も迫力もメガ!電動セミオート・ライフル~

3.0
ナーフ情報

【レビュー】メガ モトストライク

サイズ 全長–cm  発売年 2020
初速 m/s 装填数 10×発
 入手先  米アマゾン  対応弾 メガダーツ

メガ モトストライクって?

画像:ハズブロ

普通のエリートダーツではなく大型ダーツを使うメガシリーズのブラスターの一つです。
電動&マガジン式であるため、他のメガシリーズに比べて高弾数・連射型となっています。

もともと弾道がまっすぐ飛ぶことでヒットを取りやすいメガシリーズで、しかも構えやすくてリロードもしやすいライフル形状。まさに「最強」の一角に躍り出るかもしれない!と発売前から注目を集めていました。

茶色いパッケージ

米アマゾンで購入の場合、大体の場合はフラストレーションフリーパッケージという茶色い段ボールの化粧っ気のないシンプルな箱で届きます(場合により通常パッケージと選択可能)。
ラベルをそのまま貼って送れるため、配送の簡素化を行っているわけですね。その分、価格が安く設定されていたりと消費者としてもメリットがある梱包方法になります。

ちなみに私は今まで大型ナーフを何度も購入し、このFFパッケージで届いていますが、今のところは箱が折れたり壊れての到着は幸いにしてありません。

そうそう、環境面に配慮という意味合いもあって中の梱包材も全て段ボール製です。うまくナーフ本体に合わせた形状になっているんです。まさに工夫ですね。

 

 

これぞメガ!トレードカラーの赤い本体

メガシリーズならではの赤い本体が目立ちます。
本体の巨大さと相まって銃というよりもSFのビームライフルやレールガンというような雰囲気。

光の加減で良く見えると思うのですが表面には細かいテクスチャが配置されています。ですのでこんんなに大きな面積の外装でものっぺりした感じが出ないんですね。凄いところです。

 

片面のMEGAのロゴはなんと別パーツ。白いプラがはめ込まれています。
非常に目立ちますのでこれは良いものです。また塗装のように剥がれる心配もありませんしね。

ただ残念ながら反対側は非常に簡素。MEGAロゴも塗装がありません。
なんなら白い塗料で自分で塗るか、カッティングシートを使ってもいいかも。

 

付属品はパーツは最低限

付属品は本当に最低限。マガジンクリップとダーツ10本だけ。

まずは巨大なマガジン。

片面がクリアパーツになっていますので残弾もある程度分かるようになっています。後述しますが他のメガナーフ(マガジン式)と共用できます。

 

そしてメガダーツ。こちらは塗装などが無い普通のタイプ。
ナーフによっては専用カラーや側面に塗装がある”レア弾”だったりしますが、本当に普通の――別売されているのと同じ――ダーツになります。

10本付属、マガジンには10本入る……というわけですので予備は全く無いというわけですね。
もちろん使い切った場合は別売されていますのでご安心を。

ナーフ用のメガダーツが使用可能です。

※右側は互換品になります

巨大なマガジン

マガジンクリップは巨大。初めて持つと驚くほどです。
メガダーツが10本入る以上、ここまで大きくなるというわけなんですね。

比較してみた

比較用にスマホと。

スマホの中では巨大なXiaomi製6.7インチスマホですが、並べるとなんだか小さく見えてしまいます。というかタブレットとスマホを並べたような絵です。

 

ヘビーSR用のものと比較。

装弾数が異なっていますのでヘビーSRの方は短め。もちろん互いに使いまわせます。
ヘビースナイパーライフルの装弾数を10発に増やすことも出来ますし…
逆にモトストライクの取り回しを良くすることも。

 

ヘビーSRのマガジンを使うとこの通り。出っ張りが少なくなりましてシルエットがすっきりします。
こちらの方が好みの人も多いかと。

 

全体的にゴツいサイズ

大きいのはマガジンだけではありません。本体のゴツさもなかなかのもの。

ストック部分には単2電池が4本入ります。重心が自分側に寄りますので全体的な大きさの割にはホールド感は良さげ。
ストックはやや短めですが大人でも十分に構えることが出来るサイズです。

 

銃口部もゴツめ。

マズル周辺のデザインも秀逸でマッシヴな雰囲気です。ハンドガードは大きめで持ちやすいのも良し。

こうして見るとまさにレールガンやビームライフルのようなイメージでしょうか。SF的な雰囲気が強くなっています。

操作はいつもの電動ナーフ

操作自体は電動ナーフとしておなじみの方法です。

  1. ダーツを入れたマガジンを装填し、グリップのサブトリガーを押す。
  2. モーターの回転数が十分に上がってから(←重要!)引き金をひく。
  3. 弾が無くなったらリリースボタンを押してマガジンを引き抜く

という流れです。
モーター回転数が上がらない状態で引き金を引くと、ダーツが上手く発射されずに詰まるのでご注意を。

ナーフ用のメガダーツが使用可能です。

カスタマイズは上面レールのみ

拡張性はほとんど無くって、取り付けできるのは上面のアクセサリレールのみ。
またこのレールは持ち運び用のキャリーハンドルを兼ねていますので、何か取り付けた場合は少々持ちにくくなってしまいます。

とりつけるなら定番のスコープとか良さそう?

※延長バレルは使用できません。
※レール幅が異なるのでエアガン用アクセサリは取り付けできません

試射:メガダーツが雨あられ

おおよそ狙った場所にまっすぐ飛んでいるのが分かりますでしょうか。普通のエリートダーツを使うナーフとはまた異なる弾道ですね。これは面白いものです。

モトストライクはセミオート、つまり引き金を引くとダーツが1本発射されます。
引き金をどんどん引けば連射速度が速くなるわけですが、一方で詰まりやすい、飛距離が落ちるという問題も出やすくなります。
動画ではダーツが詰まらないように過度な連射は控えています

高性能電池で性能アップを

電動ナーフは電池性能にもろに影響される部分もありまして、初速は性能の指標になりにくかったりします。
また今回の試射ではマンガン電池を使用していますので、ほかの高性能電池に比べると飛びが鈍いと思われます。連射した時のモーターの回転数アップ待ちでもたつきを感じることも。

電池で動く玩具には高性能なエボルタなどおすすめです。

ダーツの詰まりは無し

そうそう、海外レビューではダーツが詰まりやすいとよく見かけるのですが、実際に私が撃ったものは特にそういった不具合は当たらず。
「何回か打っていたらダーツが割れる」というようなアマゾンレビューもありましたがそちらも遭遇せず。

ただしモーターが十分に回転していないときにトリガーを引くと発射できずに詰まることがあります。こちらはモトストライクが、というよりも電動ナーフ全体の弱点でもありますが。

モーター回転数が十分に上がってからトリガーを引きましょう。

対応ダーツ:メガダーツのみ

一般的な青いエリートダーツではなく、メガダーツ対応のナーフです。
使用する弾のサイズが全く異なりますのでご注意を。

ナーフ用のメガダーツが使用可能です。

入手方法:米アマゾンで

モトストライクは米アマゾン、もしくは国内では並行輸入品が販売されています。

2021年12月時点で在庫整理のためなのか在庫が非常に不安定です。
また同時にかなり大きな値引きが行われています。見つけ次第、確保したほうが良いかも。

国内の並行輸入品はどうしても高額になってしまいます。
フリマアプリなどで程よい値段で出てくるのを気長に待った方がいいかも。

 

 

総評:騒音と引き換えの迫力と連射力

とりあえず思ったのが動作音が大きい!

試射動画では音量調整していますが、実際にはドライヤー並みの爆音でモーターが回転しています。さすがに夜間では使用できないくらい。
もちろん騒音と引き換えに電動セミオートという連射力を手に入れているわけではありますが。

ギュォォォ!とブン回るモーターと凄い勢いで発射される赤いメガダーツ。自分が持てば気分爽快、敵が持つとまさに脅威…そんなナーフです。

それにしても家で遊ぶにはちょっと騒々しすぎる気がしますが。

トリガーも重め

あと、大きいダーツを押し出すためにトリガーがやや重くなっています。
こちらもレビューで良く見かけるのですが、トリガーの戻りが悪い個体があるようで。「引っ掛かる」「指で引っ張らないといけない」とといった場合もある模様。
幸いにも私はそういった事象は無し。

シリコンスプレーを微量だけ塗る、分解してトリガーを戻すスプリングを短くする等の改造でこれらの問題は改善するようです。

弱点もあるけど格好いいのでヨシ!

ただそれを補って余りある格好良さがあるのも事実。
おなじメガシリーズでマガジン式といえばフォートナイトのヘビーSR等もありますけれども、そちらとはまた雰囲気の違うナーフとなっておりまして「どちらも欲しくなる」という魅力にあふれています。

特にメガシリーズのマガジンクリップに対応したナーフはこのモトストライクを含めて3種しかありません。

言い換えればモトストライクを入手できればメガ用10連マガジンが使えるようになり、この2つのメガナーフにも共用できるようになるんです。
メガダーツの迫力の虜になったのでしたら、このモトストライクもまたハマる可能性大です。
それにしてもヘビースナイパーの10連射、面白そうに思えませんか?
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