【レビュー】フォートナイト DP-E(デュアルピストル)
サイズ・重量 | 全長30cm | 発売年 | 2019 |
初速 | 20m/s | 装填数 | 3×発 |
入手先 | トイザらス | 対応弾 | 使用できるのはノーマルダーツのみとなります。エリート2.0ダーツ、もしくは吸盤ダーツが使えます。 |
フォートナイト DP-E(デュアルピストル)って?
DP-Eは大人気ゲームのフォートナイトをモチーフにしたナーフのシリーズの一つです。DP、つまりデュアルピストル(2丁拳銃)ですね。
ハンドガンといえばすでにサイレンサーピストルとハンドキャノンがナーフで商品化されていますので、このデュアルピストルは3番目のモデル化になります。
なお、このデュアルピストルはトイザらス独占販売の模様。
パッケージはフォートナイト風
パッケージはフォートナイト・ナーフでおなじみのデザイン。日本語ではなく英語やスペイン語などの多国籍表記パッケージになっています。
裏面。日本語で書かれた注意書きなどのシールが貼られています。このシールを張り替えることでいろいろな国で販売できるというわけですね。
右側にはラインナップとしてエピックカラーのアサルトライフルと、ターゲットとミニナーフ(マイクロショット)のセット。
残念ながらこちらは日本では未発売です。
開封:ハンドガン2丁セット
中身はとても簡素でナーフ2丁とダーツ、説明書2枚。
なんで2枚??と思ったら英語と日本で書かれたものが1枚ずつ入ってたんですね。
英語マニュアルにプラスして販売する国の言語のマニュアルを入れることで、いろいろな国での販売に対応できるというわけですね。
特に組み立てすることもなく、電池も不要ですのですぐに遊べます。
色合いやデザインについて
2丁セット。
商品写真のイメージではもっとキツい紫色だと思っていたんですが、実物は上品な感じの紫色でとてもい雰囲気です。
照明の具合かもしれませんが、やや赤紫寄りのなんともセクシーな色合いだと思いませんか?
プラスチックの成型色そのものであり、グラデーション塗装されているわけではないのですが色合いが変わって見えるのが不思議ですね。
反対側はロゴ塗装無し
残念ながら反対側面はロゴなど塗装は無しとなります。
プラスチックのパーツ分けされているので”のっぺり感”はありませんが、ちょっと寂しい感じがします。
簡単なデザインですのでカッティングシートなどを使えば色付けはできそうです。
もしくはいっそ塗ってしまってもいいかも。
再現度はまずまず
気になるゲームアイテムとしての再現度はどうでしょう?
こちらがゲームイメージ。
こちらがナーフ版。
もちろんカラーリングやロゴの有無もありますけれど、細かい部分を見ていくと結構そのままモデル化されているように思えませんか?
サイレンサーピストルのバリエーション
すでにお気づきの方はいらっしゃると思いますが、このデュアルピストルはサイレンサーピストルのバリエーションモデルなんですね。
並べてみると一目瞭然。
具体的にはカラーリング以外にも以下の相違点があります。
- サイレンサーパーツが付属しない
- リアサイトが無い
- SHHHH…というロゴが無い
ことが挙げられます。
特にSHHHH….(しーっ、静かに)はサイレンサーピストルだけに適合する表記であり、デュアルピストルには合わない表現部分です。
それをわざわざ省略したものを製品に、もちろんそれだけ金型が新規に必要となると考えればコストが高くなってしまうわけで。
商品価格に転嫁されるとはいえ、ユーザーから見える”こだわり”ということで嬉しいものでもありますよね。
リアサイトは無し
サイレンサーピストルにあったドットサイト風のリアサイトは省略されている、というかゲーム内と同じ形状になっています。
こんな風に平たい板で蓋をされています。
もちろんゲームの再現度のためではありますけれど、いっそナーフ用のアクセサリレールがあればなーと思う部分もあります。ちょっと残念な部分ですね。
逆に考えれば両面テープが張り付きやすい平面でもありますので、軽量なアクセサリでしたら工夫次第で取り付けは出来そうです。
操作方法は簡単
操作はとても簡単です。
エアガンのようにスライドを引くとコッキングされます。
それと同時に上面部が開きますので…
ダーツを装填してからスライドを戻すだけ。
一度に3本まで入りますので、装填作業無しで3連射できるというわけですね。
両手持ちはできる?
デュアルピストル(2丁拳銃)という事で両手持ちしたいと思いますが、コッキングする必要がありますので実はかなり難しいと言えます。
実はナーフには両手持ちした場合にグリップ下部には引っ掛けてコッキングするための突起が備わっているものがあります。
デュアルピストルもリアサイトに若干の引っ掛かる部分があったので出来るか試してみましたが…
出っ張りが非常に浅いので「出来なくはないけど難しい」と感じました。というか力を入れて引かないとダメなので実戦ではほぼ無理ですね。
少しミスするとガリッと外れて小指の側面を引っ掻いてしまいます。
実戦でバリバリ使うならホルスターを併用して1丁ずつ使ったほうが良さそう。
カスタマイズはバレルパーツだけ
デュアルピストルはサイレンサーピストルのバリエーション…ということはバレル部分にアクセサリパーツを取り付けることが出来ます。
当然ながらサイレンサーピストルのパーツを取り付けることも可能。
色合いとしては何ともチグハグになってしまいますが。
他社製ですがサプレッサーパーツも。あくまで見た目だけで消音効果はありません。
なんだか紫色の本体色と相まって、ギャング風というか凶悪な感じになってしまうのが面白いですね。
取り付け部分はナーフ共通規格ですので以下のアクセサリのうち「銃口に取り付けるもの」は基本的に何でも使えます。
アクセサリレールはありませんのでスコープやドットサイトは取り付けできません。
スペックなど詳細
初速はなかなか優秀です。
初速:19~20m/s
2丁とも同じレベルの初速をたたき出しています。ダーツの状態にもよりますが、安定していますので十分に実戦向きと言えるかもしれませんね。
対応ダーツ
使用できるのはノーマルダーツのみとなります。エリート2.0ダーツ、もしくは吸盤ダーツが使えます。
入手方法
トイザらスで販売されています。
トイザらス公式https://www.toysrus.co.jp/s/dsg-662200300
総評:高い、格好いい、2個セット
〇雰囲気が最高
射撃玩具と呼ばれるナーフと言っても使い方は人それぞれです。
ガシガシ撃ち込むのもいいでしょうし、あえてダーツを入れずに構えたり空撃ちするという遊び方もあります。
デュアルピストルはカラーリング含めて質感が良く、”なりきり玩具”としても優秀です。サイズ的にも大人が持っても十分な大きさ。
〇対人戦でもGoog
2丁拳銃といっても両手持ちしなければならないわけではなく、ホルスターを併用して1丁ずつ使用するという方法もあります。
なんといっても普通のハンドガンであり、初速も優秀で安定していることもあって扱いやすさは抜群です。3発×2丁で実質的には6発装填のハンドガンということになります。
ただ潰れたダーツを無理やり入れると詰まりやすいのでそこだけは要注意です。
×ちょっと高い
非常に良いナーフなんですけれども、最大のネックはその価格。
フォートナイトのライセンス料が含まれているからだと思いますがハンドガン2丁で定価5,999円、1丁あたり3,000円はちょっと躊躇してしまいます。
特に黄色いハンドガン、サイレンサーピストルはバレルパーツがついて実勢価格3,000円くらいだと考えるとちょっと割高に…。
幸いにもトイザらスではキャンペーンやセールが良く行われますので、そこを狙って買うと結構お得になったりします。
◎2個セットなので共同購入も
幸いにも同じものが2個入っているパッケージですので、例えば2人で共同購入するとなれば半額の3,000円で入手できます。これならサイレンサーピストルと同価格帯になりますね。
ただし。2丁持った時の格好良さは格別です。手放したくなくなる恐れもありますのでそこは”要注意”です。