【レビュー】ドゥームランズ ロウブリンガー
サイズ・重量 | 全長62cm 重量675g | 発売年
シリーズ |
2015
ドゥームランズ2169 |
初速 | 17m/s | 装填数 | ×12発 |
入手先 | 対応弾 | エリートダーツ 吸盤ダーツアキュストダーツ |
★この記事は2019年にリライトしています
ドゥームランズ ロウブリンガーって?
2015年に登場したドゥームランズ2169シリーズの大型ハンマーリボルバーがこのローブリンガーです。
直訳すると「法をもたらす者」でしょうか。
ゴツゴツした錆臭いデザインと見せかけて、照りのあるグラマラスな質感が最高すぎるナーフです。
シリーズ共通のデザインとしてイエローオレンジ色の本体、クリアパーツにより内部の機関部が見えることというものがありまして、ロウブリンガーももちろんその2点を踏襲したデザインとなっています。
全体としてかなり大きなライフル形となります。
ストックは取り外せません。延長バレルの取り付けも不可。
装弾数12発!「規格外」のリボルバー
最大の特徴はドゥームランズシリーズ特有の「規格外」ですね。
単なるハンマーアクション・リボルバーというだけでは他にライバル…例えばゾンビストライクのハンマーショットですとかレベルのスウィートリベンジのようなライバルとなるナーフがすでに存在しています。
しかしこのローブリンガーは12発装填!
シリンダーはスイングしませんので撃ちながら次弾装填も可能となっています。
マガジン式では詰まりがちな古い吸盤ダーツ等も問題なく使えます。
ストックは大容量ダーツホルダー
ライフルのような大きなストックも特徴的です。取り外しはできません。
機能としてはダーツホルダーを兼ねており、その収納数は12本。
シリンダーを含めると実に24発ものダーツを保持することが出来ます。十分すぎる数ですね。
透明窓から機関部を
透明な窓から機関部を覗くこともできます。これはドゥームランズ・シリーズのコンセプトの一つとなっています。
トリガーやハンマーに連動してガチャガチャとパーツが噛み合っていくのはとても面白いものです。
反対側面は非透過パーツですので見れるのは右側だけ。
透明プラはどうしても強度が劣ってしまいますので片面だけになるのは仕方がないところです。
グリップは滑りにくいモールド付。
ドゥームランズは主人公がガンマンという設定があるのか、このあたりのデザインは往年の西部劇に出てくるピストル用ショルダーストックのようででもあります。
サイズについて
見た目としては結構大きく感じるんですが、実サイズでいえば意外と数値は小さめ。
全長62㎝くらい。大人だと構えた時にちょっと物足りないくらいのサイズです。
重量も意外と軽くて675g。片手でも楽々と扱えます。
ハンマーコッキングですので頑張れば両手持ち連射も可能です。かなり指の力が必要ですが……。
操作方法など
操作は非常に簡単。ダーツを装填してハンマーを起こし、引き金を引くだけ。
シリンダーは手で回転させることも出来ますので、ダーツを入れるごとに少しずつ回していけば12発すべて装填できます。
私が持っているものはトリガーがオレンジ色の海外版ですのでハンマーは少し重め、初速高め。
子供が扱うのでしたらトリガーがグレーの国内版(タカラトミー版)の方がコッキングは軽くていいかもしれません。ただし初速は低めになります。
カスタマイズ例
上面部にはアクセサリレール付きですのでドットサイトやライト類など色々なものが取付可能です。
バレルやストックは取り付け不可。
ホールドアウトのスコープ。色合いもデザインもバッチリと合います。
ホールドアウトに付属するスコープはドゥームランズシリーズでは唯一といえるアクセサリです。
レンズがないので倍率は1倍になりますが、逆に近距離戦が多いナーフではむしろ使いやすいかもしれません。
もちろんモジュラスシリーズのアクセサリも取り付け可能です。
※延長バレルは使用できません。
※グリップは上面取り付けになります
スペックなど詳細
初速:17~18m/s
初速はだいたい17m/s前後くらい。バラツキは大きめ。
距離7mくらいからの射撃です。
驚くほどまっすぐ伸びる弾道もあればヘロヘロと落ちるものもあり、なかなか思うように狙いが定まりません。
対応ダーツ
使用できるのはノーマルダーツのみとなります。エリート2.0ダーツ、もしくは吸盤ダーツが使えます。
入手方法
海外含めて廃盤のためか在庫数は少なめ。
フリマアプリやリサイクルショップのような中古市場で探すのもありかもしれませんね。
総評
他のNストライクやゾンビストライクシリーズに比べると影が薄いシリーズではありますが、実際に触ってみると他シリーズにはない魅力に溢れたナーフであることが良くわかります。
ハンマー式ですので構えたまま連射も出来ますし、ストックを使ってじっくり撃つのも可。
やや精度が落ちるのが玉にキズではありますが、それもまたナーフならではの味として。そもそも12発の連射型ナーフとも言えますので、いっそ肉薄してから撃ち込むような戦いのほうがむいているかも。
個人的にはデスペラード的な感じ。
やや変わったナーフを探している方には最適です。ゲームでも自宅内シューティングでも、色々遊べる良ブラスターであることは間違いありません。