長らくナーフで遊んでいると気になってくるのが「ダーツの損耗」ではないでしょうか。
使っているとどうしてもスポンジの部分が萎んだり、踏んでペチャンコになったり、欠けてしまうことが多々あります。
公式には破損したりヘタったダーツは使わず、新しいものを使うよう指示があります。
千切れたり穴が空いたものはもちろん使えなくなりますが、少しヘタッたり細くなったダーツを捨てる、しかも安くても1本10~20円くらいするものをポイッと使い捨てていくのは勿体無い…
使用できるのはノーマルダーツのみとなります。エリート2.0ダーツ、もしくは吸盤ダーツが使えます。
ということで復活できる方法を一つ、試してみることにしました。
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どの家庭にもある家電を利用
室内で的当てをメインにしている人は多いかと思います。私もそうなのですが、大切にダーツを取り扱っていたとしても少しずつスポンジ部分が細くしぼんでしまいます。
こうなると装填してもピョコリと飛び出てしまう、飛距離が落ちる、詰まりやすくなる…と良いことは何もありません。
そこで有効になるのがドライヤーで暖める方法です。
ドライヤーで暖めることでスポンジ内の空洞(空気)を膨張させ、萎んでしまったダーツをふっくらさせようという方法です。凹んだピンポン玉を復活させるのと同じ原理ですね。
いくつか方法はありますが基本はこの2つ。
布袋や箱に入れて温める
木綿布などの袋や熱に強い金属製の缶の中にダーツを入れ、ドライヤーの熱風を送りつつ軽く袋を振ります。まんべんなく熱が加わるように。
熱するのはごく短時間だけ。長時間の加熱は不要です。また、送り込んだ風が抜けるように入口部分は締めないように。
絶対に熱風がこもらないように注意しましょう。火災やドライヤーが破損する危険があります。
手持ちのダーツをごっそりと入れてガサガサ振ればOKという非常に楽な方法です。
※熱に弱い化繊や燃えやすい紙の袋は使わないように!
直接あたためる
ごく少数ならこんな感じに手で持って熱風を当てても大丈夫です。温まり具合を見ながら適宜調整してください。溶けそうなほど熱する必要はありません。数秒ほどでも十分。
一時的とは言え効果はてきめん
どちらもある程度の熱で復活するようです。こんな感じにピョッコリと飛び出てしまうダーツでもきっちりと装填できるようになりました。しっかりと押し込まないと入らないくらい。
弾頭が取れたもの、欠けたものは?
遊んでいるうちに接着がはがれ、樹脂製の弾頭部が取れてしまうことがあります。またスポンジ部分が引っかかって裂けてしまうことも。
でも少しだけ割れたりしたくらいであれば接着剤で簡単にリペア可能です。例えばこういう樹脂製接着剤。硬化しても弾性があるのでダーツのようなスポンジ製パーツにも使えます。ちょっと高いのが難点ですが…
私はセメダイン777の方を使っています。頑丈にくっついてくれるのでハンドクラフト用途としてもかなり使えます。
なお、接着剤は爪楊枝などでほんの少しだけ盛ってから軽く広げるようにするとしっかりくっつきます。チューブからそのまま塗ると付けすぎる事になりますので要注意。
※この方法で修復したダーツは”重く”なります。安全のため対人戦には使わず、的当ての練習用に使うようにしましょう。
あくまで応急手当として
これらの方法でリペアできたとしても、使っているうちに素材自体の劣化が起こりえます。どうしても膨らまない場合、大きく破損した場合はやはり新しいダーツを買ってください。
ドライヤーと樹脂系接着剤…あくまで一つの方法としてお試しくださいね。
使用できるのはノーマルダーツのみとなります。エリート2.0ダーツ、もしくは吸盤ダーツが使えます。
コメント
なるへそ
ダーツを温める方法で、
ダーツが変形しちゃったりとかはないんですかね?
凹んだピンポン玉を元に戻すのと同じ原理で、発泡スポンジ内の空気を熱で膨らませて形状を復元させるという目的で行います。ですので熱するというより温めるというようなイメージですね。変形するほどの加熱は”やりすぎ”になります。