ナーフのコピー商品といえるほどよく似たソフトダーツガンを販売しているZECONG TOY社。その販売ブランドの「ブレイズストーム」の一つがこの電動軟弾槍7032です。数字は商品ごとの連番ですので固有名は無いようです。
見た目的に説明するまでもなく、ハズブロ社が2012年に発表したヘルファイアから激しく影響を受けているのは確かです。
見た目はヘルファイア+α
圧力鍋のような見た目、回転するターレット型マガジンチェンジャー…と、説明するまでもなくナーフのヘルファイアそのもの。
オリジナルと比較すると似ているレベルではないことがよくわかりますよね。
ハンドル部やジャムドア、電池ボックスの位置などが異なりますが全体的な雰囲気は非常によく似ています。キャリングハンドルを操作してマガジン交換を行うのも同じです。
駆動方式もマガジン容量も本家と同じ
本家と同じく単3電池で動作するフライホイール式のセミオート・ブラスターであり、
ダーツ容量も本家と同じく6×8の48発から最大で18×8の144発まで。ナーフ用マガジンが使えるものの、この商品の付属マガジンが6発なので実質48発が最大ともいえるかもしれません。
マガジン自体はナーフのものが使えます。見た目はほぼ同じ。
溝の形状が異なるため、ブレイズストームのマガジンをナーフ側に使うことは出来ません。逆にナーフのマガジンはブレイズストーム側に使うことが出来ます。
ブレイズストーム版はストックが使える!
外見などは本家ヘルファイアとほぼ同一なのですが、ストックがつけられるなど変更点がいくつかあります。
オリジナル版では電池ボックスがあるのですが、こちらはご覧の通りにナーフ規格のストックアダプターとなっています。
例えばレイダーのストックなども取付可能です。
こうなると全く別物に見えるのが不思議です。横幅の大きさもあって、ストックをつけるとかなり迫力ある巨大なブラスターになります。
ハンドルは華奢。要補強かも
ハンドルは非常に華奢というか、止めているネジが細いので荒く使うとバキッと逝きそうです。パイプなどで補強が必要かもしれません。
定番の中華クオリティ…と侮ることなかれ
コピー商品と言えるレベルなのは置いといても、加工精度や設計については一昔前の「安い悪い」という中華製品というレベルではなくなっていると思われます。部品もカッチリとハマっていますし、塗装についても大きなはみ出しもなく綺麗です。特にストックの接続周りは驚きました。
製造業の事情は分かりませんけども、単に部品や設計図を丸ごとコピーしたのではなく…もしかしたらナーフ好きな人が設計陣にいて改良を加えたんじゃないかと思えるくらいです。
(その割にはハンドルの華奢さは疑問ですけども)
オススメできる商品ではありませんけども、色々と考えさせられるモノであることは確かです。入手にはAliやTAOBAOなどから個人輸入する必要があります。
使用できるのはノーマルダーツのみとなります。エリート2.0ダーツ、もしくは吸盤ダーツが使えます。
※バイポッド、グリップ、延長バレルは取り付け出来ません