2013年に登場した電動速射型ナーフのさきがけとなるモデルであるラピッドストライク。販売地域により飛距離20mのオレンジトリガー版(海外版)、15mのグレートリガー版(国内版)の2種類が用意されていました。ただやはり最大でも飛距離20mは物足りないという声が多かったようです。
【レビュー】Nストライクエリート ラピッドストライクXD
そしてそんな声を受けてかついに2017年にリニューアルモデルとなるこのXD版が登場しました。飛距離は27mにアップしており現行製品と比べても遜色ないものとなっています。
アサルトライフルやサブマシンガンというような実銃らしい雰囲気のため、ナーフの中でもかなり人気の高いブラスターの一つとなっています。ただ一方で複雑な構造から改造や修理がしにくく、電池ボックスの関係でフロントヘビーのため扱いにくい事は変わっていません。
旧版(↓)とXDが版(↑)の比較。ほぼ一緒ですね。見た目的には側面のラインがオレンジから白に、ストックのアーム部分がグレーからオレンジに変わりました。あと「ELITE」のロゴが入ったくらいで形状的な変更点はなし。
反対側面もきちんと塗装されています。ELITEロゴはありませんが。最近は塗装自体が省略されることが多いので嬉しい部分ですね。
発射速度はオリジナルと変わらず毎秒3~4発となっています。
バレル下のオレンジの部分が電池ボックス。単2電池4本が必要です。このためにかなりのフロントヘビーとなっています。構えた時にズッシリとした重量感を感じます。
延長バレルの取り付けが可能ですが一部(ロングストライクのパーツなど)は取付不可。バレルの中に小さい出っ張りが有りますので削ってあげれば取り付けられますが、原状復帰は不可能になります。
グリップ付近にはトリガー、モーターの始動スイッチ、マガジンのリリースレバー。意外と操作する場所は多いです。トリガーはいわゆる電気スイッチ型ですので引きはかなり軽いです。本体を大人が支えてあげれば小さい子供でもパスパス撃って楽しめるかと思います。
ストックは伸縮可能。写真は縮めた状態。
こちらは伸ばした状態。かなりしっかりしています。剛性感は抜群です。
伸ばした状態では全長約68cmとなります。なかなかのサイズです。実銃で言えばH&K MP5と同じくらいの長さでしょうか。
レールいっぱいで拡張性は抜群
レールがあちこちにあるため、ナーフのアクセサリーがいろいろと付けられます。スコープ、ライト類、光学サイト、レーザーサイト、バヨネット…そこはもう好きなものを取り付けて楽しむのがナーフの醍醐味ですね。スリングを引っ掛けられるフックもありますので両手持ちも容易になります。
キャリングハンドルはアクセサリレールとして、そしてヒープサイトとして使用可能です。
マガジンには18発入るけども
マガジンには18発のダーツが入ります。バネなので最後の方は結構押しこむことになります。そのためにヘタって痩せたダーツだと保持されずに飛び出ることもありますので注意が必要です。個体差でしょうけども詰め込んだ場合にダーツが引っかかって弾詰りすることが良くありました。
透明なので中身がよくわかります。残弾の管理もまだやりやすいかも…と思いつつも、すぐに撃ち切るのであんまり意味ないかもしれません。
威力は電池次第
パッケージ表記の飛距離は27m。初速は計測値で18.6m/s。新品の電池でないので予想よりも低かったです。もっと高性能なバッテリーを用意できれば20m/sは超えると思われます。
XD版は現行製品ですので比較的に入手しやすいはず…なんですが2018年1月時点では品切れ多数の模様。米アマゾンでも同様ですのでスポット的に生産されたものなのかもしれません。恐らくはまた再生産されると思いますので待ってみるのもいいかもしれませんね。
使用できるのはノーマルダーツのみとなります。エリート2.0ダーツ、もしくは吸盤ダーツが使えます。
※ストックパーツは取り付け出来ません。
※グリップ類は側面取付になります
コメント
いいよねこれ、超高いけど
どこで書いましたか?