【レビュー】ゾンビストライク リコシェット
サイズ・重量 | 全長17cm 重量200g | 発売年
シリーズ |
2014
ゾンビストライク |
初速 | 11m/s | 装填数 | ×1発 |
入手先 | 対応弾 | ボルテックスディスク |
ゾンビストライク リコシェットって?
2014年に登場した、恐らくボルテックスシリーズの中で最もシンプルなブラスターがこのリコシェットです。
外見的はとってもシンプル
見た目は非常に簡素というかシンプル。
カラーはゾンビストライクの黄緑とオレンジ。側面にはゾンビの「Z」ロゴがあります。
反対側は何もなし。ちょっと寂しい部分ですね。
前込め式単発ということでリップショットと共通部分が多いのですが、リコシェットは前面部にダーツホルダーがありません。
上から見た感じではリップショットとよく似ています。
サイズについて
最小のボルテックスブラスターということですので大きさも重量もかなり小さめ。
全長18cmくらい。
重量は200gくらいしかありません。
握った感じではなんとか指が収まるかな?というくらい。
人に持ってもらうとやはり小さいですね。
ただし横幅が結構ありますのでポケットに忍ばせるようなサブアームとして使いにくいという弱点があります。
操作方法など
基本的な操作はリップショットと同じです。しっかりした安全機構がついており、コッキングはディスクを入れないと出来ないのも同じ。
まずはディスクを前から押し込みます。写真よりもっと奥に入ります。
後部のスライドを後ろに引きます。ディスクがきちんろ入っていない場合はスライドが引けません。またコッキング後はスライドはこのまま戻せなくなります。
あとはトリガーを引いて発射するだけ。発射すればスライドは前に戻せるようになります。
このような構造のため、空撃ちできないようになっています。
カスタマイズ例
リップショットにはアクセサリを取り付けるレールなどは一切ありません。
ですのでカスタマイズは一切できません。ちょっと残念。
スペックなど詳細
初速:11m/s
初速はボルテックスシリーズの中では低く、11m/sくらい。
ですので飛距離についても30mというわけにはいかなさそうです。初速が遅いのでフワフワ、スーッと飛んでいきます。
実射
距離7mくらい先のシーツに狙って撃っています。普通に狙った限りだと全然届いていませんよね。斜め上に向けて撃つことで何とか届くくらい。
さすがにこの飛距離と精度では結構厳しいものがあります。
対応ダーツ
純正ディスクが 国内では廃盤。米アマゾンで買っても単価が200円/枚くらいになってしまいます。
ですので普通に遊ぶ分には互換品でも十分だと思います。だいたい1枚あたり30~40円くらい。
私もこういった互換ディスク使っております。ほぼ問題なく使えています。
入手方法
国内では未発売。米アマゾンで取り扱われています。
総評
本家ボルテックスシリーズでは前込め式のブラスターは存在せず、ある意味レアなボルテックスシリーズです。
定価8ドルということで入門用の廉価モデルという位置づけでしたが、リコシェット(跳ね返り)という名前のとおりにディスクがあちこち飛んで紛失しやすく、かといって交換弾が高額だったためにセールス的には不振だったようです。
中古市場でも他のボルテックスシリーズに比べて絶対数が少ないように思われます。
目立ったギミックもなく、凝った動きをするわけでもない廉価モデル。兄弟機のリップショットがあるので非常に影が薄く、ある意味レアなナーフとなっています。
コレクションの一つに是非、いかがでしょうか。