昨年の東京おもちゃショー2023でハズブロのナーフとしてジェルファイアーという新しいシリーズが出典されたのは皆さんの記憶に新しいはず。
で、それ以来ですが少しずつそのラインナップが増えています。完全にスルーしているナフマですけれども、そろそろ気になるということで製品をまとめてみました。
※2024/2/9に記事を修正しています
ジェルファイアーとは？
水で膨らむウォータービーズ弾を発射するというタイプのナーフです。いわゆる普通のナーフ弾とは一切互換性は無し。また初速も高いので安全ゴーグルは必須ですし、弾は砕けるので回収も不能。ってことで遊べる場所がかなり限定されるような印象があります。
あ、サバゲーフィールドでは使用可能かどうか事前に確認しておきましょう。
なお、当たると砕けるといっても初速はかなり高め。カテゴリとしては子供用のトイガンというよりも、より年齢層高めのエアガンに近い存在といえます。
ガッツリと対人向けのナーフであり、また2024年時点ではさらにラインナップが増えて、ロール（役割）や好みに応じて選べるようになりました。
高速連射の高火力！ジェルファイヤー ミシック
画像：ハズブロ
【ナーフ情報】ジェルファイア・ ミシック～秒間10発！高速イクラ発射ブラスター～
ちなみにミシックは電動フルオート式で、いわゆる6mmエアガン的な連射が味わえるものとなっています。秒間10発の連続・高速連射が可能です。対人で考えれば最適な1台かも。
お値段も当初は1万円超でしたが最近は半額くらいまで落ちることも。性能はもちろん高いわけですからジェルファイアーでをガシガシ遊びたいというのなら購入候補として間違いはないのかも。
ちなみに海外ではコラボモデルの限定カラーもあったりしました。
単発だけど低価格！ジェルファイヤー レギオン
画像：ハズブロ
こちらは手動のハンドガンタイプのブラスター。ミシックよりも当然低価格なのでエントリーモデルという扱いになります。サブアームとしても。そうさはナーフでお馴染みの後部レバーを引っ張るタイプになります。
2024年での実売というか相場は3000円くらい。一般的なナーフに比べると「やや割高かな？」と思うくらいですが……それでも出始めの頃に比べると落ち着きましたよね。
こちらもやはり初速が高いので付属のゴーグル着用は必須です。
銀玉鉄砲？？トリガーだけで連射可能！ ジェルファイアー デュアル・ウィールド
画像：ハズブロ
こちらも手動のハンドガンタイプのブラスター。
……なんですが、レバー操作が不要なタイプとなっています。つまりトリガーを引くとバネの圧縮から開放までやってくれる、いわゆるダブルアクションのハンドガンなんです。
2個セットでコンパクト。サブアームとしても最適かもしれませんね。ただ初速（飛距離）という点では他には劣ってしまいますけれども。
以前には水鉄砲主体？ですがダブルアクション式のナーフもありました。こちらはトリガーが結構重くって連射は辛いものでしたが……
ジェルファイアーは弾丸が小さいのでそこまでの指の負荷はなさそうですね。
見た目はライフル、中身はショットガン！ジェルファイア レイド
画像：ハズブロ
見た目は細長くてスナイパー系のライフルに見えるレイドですが、その中身はなんと5発動時発射のショットガンとなっています。いわゆる複銃身タイプ。
画像：ハズブロ
こんな感じにポーンと飛び出るようです。飛距離は15mほどと言われていますので、広く散布するというよりも塊で飛んでいくようなイメージが近いです。
スナイパーライフル！ジェルファイアー ゴースト
画像：ハズブロ
マシンガン、ハンドガン、ショットガンとくれば残るはスナイパーライフルでしょう！ということで登場したのがこのゴースト。デザインもSFに出てくるレーザーライフルのようでこれまたなんとも格好良い感じ。
ナーフではおなじみの側面に張り出したコッキング用ボルトが印象的ですよね。こいつをガシッと掴んで引っ張ることでバネを圧縮することができます。
初速は公式では200fpsと記載されておりますので、やはり使用にはアイウェアの着用は必須でしょうか。ちなみに6mmエアガンの初速が1Jギリギリだと約320FPSくらいとされています。その2/3程度……と考えても、非常に高いエネルギーで発射されているのがわかりますよね。
※海外レビューでは精度についてもそこそこ期待できるとか。ただし調整できる照準器は必須とのこと。
ぶっちゃけどうなのよ
新製品は大歓迎！なんですが、いわゆる「ナーフ」のファンである自分としては「うーん……」という印象。
ナーフのように屋内でゆったり遊ぶというよりも、どちらかといえばエアガン的な使い方になるでしょうしね。
またウォータービーズを使うトイガン。中国製のものを持ってますけども、これが結構飛び散るんです。乾燥しちゃうと微細なカケラになるんですけれども、この非常に小さい粉末状になったものって（しかも水で膨らむ）、肺に吸い込んで大丈夫なの？とか思ったり。
あと汚れるといえば昔にトイレットペーパーを打ち出すブラスターがありましてね（ハズブロではなかったですが）。やはり後片付けの点で敬遠されたのか、非常に値崩れしてた記憶があります。
と、ネガティブな意見になりましたけれどもやっぱり新製品のニュースが出るのは嬉しいもの。このまま色々な楽しいアイテムがどんどん出てくるといいですね。
とはいえ替え玉の安さは魅力でもあります。1.5万発でこの値段。
もちろん再利用は出来ませんけれども、そこを割り切れば、そして思いっきり遊べる屋外などでは最適なのかもしれません（生分解されるのかは？？？ですが）。
