2016年に登場したリーコンやリタリエイターの後継となるのがこのリーコンMK2です。
元々が組み替えて遊ぶ傾向の強いリーコンでしたが、今回はモジュラスシリーズということでアクセサリレールを増やし、更なるカスタマイズが出来るよう改良されています。
リーコンの血を引く万能ナーフ
リーコンと言えば現在のナーフシリーズの始祖とも言える存在で、組み換えて遊ぶことが出来るという楽しみ方を広く広めたブラスターでもあります。
このリーコンMk2も同様にアサルトライフルからピストル型といった様々な本体バリエーション、そして多数のレールによるアクセサリの取り付けというリーコンならではのカスタマイズが出来ることが特徴となっています。
色合いはモジュラスでおなじみの白、そしてリーコンの黄色(というかイエローオレンジ)です。
大きなハンドガードが特徴的で、過去作よりも「近未来的な銃」というイメージが強まっているように思えます。ただこの付近の造りが大きい関係でマガジンによっては干渉してしまうものもある模様。特にドラムマガジンは取り付け不能なものもあります。
※後に改修されてマガジンの相性問題は解消されました。
コッキングスライド上にレールあり…リーコンの弱点も受け継ぐ
過去の黄色リーコンやリタリエイターでは、このコッキングスライド上…ちょうど手でつかむ場所にアクセサリを取り付けるとコッキングが非常にやりにくくなるという弱点がありました。
過去に散々言われてきた弱点。MK2になっても変わらず…。むしろリーコン系列の特徴として敢えて変えなかったのかと思うくらいです。アクセサリを取り付けるとコッキングしにくくなるのも同様。
何気にややこしい「製造時期問題」
リーコンMK2は製造時期によって細かい差異があり、特に初期型では少し面倒な制限があったりします。具体的には下記の表で。
今となっては初期型を手に入れようとすると中古品になってしまいますが、逆にヤフオクやメルカリ等で購入した場合はこの初期型に当たってしまうことになります。もう入手不能なのでコレクター的には希少かもしれませんが普通に遊ぶ分にはマガジンの制限等があって地味に厳しいものが有ります。買われる場合は要チェックですね。
上が現行品の3次モデル。下がアクセサリの付かない2次モデル。延長バレルのレール部分が改良されています。持っていませんが、初期型はこのレール部分の長さが不十分で部品落下の恐れがあったのだとか。
リーコンの名前はダテじゃない
旧リーコンとの並び。ところどころに旧作の面影が残っています。
ですのでパーツを入れ替えても色合いを除けば違和感がありません。
見た目は旧リーコンそのものですね。2000年初頭に販売されたリーコンと10年以上後の2016年に発売されたMK2が同じ規格で遊べるというのもナーフならでは。
現行品のトライストライクとの組み合わせ。色合いがバッチリ。何しろリーコン自体が今非常に安く売られておりますので、お手持ちのナーフの拡張用としても威力を発揮するのではないでしょうか。
性能的には突出したものがありませんが実売2000円以下でマガジン式のナーフが手に入ると思えばかなりお得です。しかも延長バレルに延長ストックは他のナーフにも使えますし。カメラでも初心者を捕まえるための「撒き餌」と呼ばれる高性能低価格なレンズがあります。リーコンももしかしたらナーフ版撒き餌なのかもしれませんね。
本体自体の素性もいいのでピストル型でもライフル型でも何でも組み替えて遊べます。特に電動モジュラスやトライストライクなどをお持ちの場合はこのリーコンMK2を買うと組み換えの幅がグッと広がるのでオススメです。
対応ダーツ・アクセサリ
使用できるのはノーマルダーツのみとなります。エリート2.0ダーツ、もしくは吸盤ダーツが使えます。