【レビュー】パワーナーフ ブラストファイアDX500 ~両手持ちしたい?瞬間火力型ナーフの一つの形~

ナーフ情報

2001年に発売された圧縮空気式のナーフです。ポンプでチャージする必要があるのですが、非常に高速な5連射、または一斉掃射が可能な瞬間火力型のブラスターだといえます。

★この記事は2022年10月に書きなおしました

今のNストライクシリーズ以前の製品です。「ナーフ」ブランドとしての販売です。

 

側面には「N」のマーク

形としては銃というよりもSF映画のパルスガン、ビームガンのようですね。

両面対称なデザインですので右利き、左利き問わずに問題なく使えます。

ロゴは大きな「N」。今のナーフのような表面に細かいモールド(装飾用の模様)がないためにアップでみると玩具ぽさを強く感じます。それも艶があるのでレトロな感じ。

なお、製品としては大別して2種類、
前期品…スライドに戻りバネ無し、側面は簡素なデザイン
後期品…スライドに戻りバネあり、Nマークの上に「DX500」の側面ロゴあり
があるようです。

↓は後期品。

 

こっちは前期品。

といっても機能面ではほぼ変わりはありません。

発射するには圧縮レバーを何度か押し引きする必要がありますが、私が持っているのは気密部分がもう劣化しているのでスカスカな状態です。辛うじて空気の圧縮は出来ますが……要メンテですね。

チャージについては表示などはなく、レバーがある程度の重さになればチャージ完了という感じです。あまりに圧縮しすぎると破損の恐れがあります。

 

 

軽量で携帯性良し

平べったいので取り回しがよく、片手で容易に振り回せるサイズです。重心が前に偏っているものの軽量ですの重量感を感じません。グリップもトリガーも持ちやすいデザイン。

この角度。ライムグリーンと黒の色合いが非常に格好いいものです。

 

銃身は5つ。装弾数も5発。現在のエリートダーツも使えますので弾の供給については安心ですね。

 

発射モードは2つ

後のホーネットと同じように単発と一斉掃射の2つのボタンがあります。

単発モード

単発モードはその名の通り、トリガーを引くごとに1発ずつ発射するモードです。ダーツを込めたらスライドを引き、白いインジケータが戻っていることを確認してから引き金を引きます。

 

セミオートとはいえ電動とは比較にならないほどの反応速度を誇っており、トリガーを引くたびに発射されるレスポンスの良さはなかなかのもの。もちろん一気に撃ち切ることも容易です。

 

全弾発射モード

説明するまでもなく5発同時発射するモードです。空気を圧縮したら上のオレンジのプッシュボタンを押すだけです。

軽くトンと叩くだけで発射するため、例えば他のナーフを持った状態でも容易に操作が出来るという強みがあります。一方で暴発の危険性もあります。

 

実射テスト

弱点としては空気の圧縮が必要なことですね。おおよそ7回ほど。ダーツを込めてスライドを引いてポンピングして…という動作が必要なために継戦能力は皆無です。

一斉掃射は威力抜群。まさにショットガンのようですね。

 

今では味わえない高レスポンス型ナーフ

圧縮空気式のナーフは長らく廃盤で2000年代前半の古いモデルしかありませんでした。
ただ2022年には蓄圧式のモトブリッツが登場。単体としてではないのですが、かつての高レスポンスの蓄圧ナーフが味わえるとあって大きな話題となっています。

もちろんこのブラストファイア。経年劣化という問題を抱えて入るものの、性能面で見れば今のナーフに引けをとらないほどのポテンシャルを秘めています。
前述のように今のダーツも問題なく使えますしね。

高レスポンスで連射可能、そしてモーター音なく静粛性に優れる…まさにニンジャのような武器といえます。Nストライク以降の銃らしいデザインとは異なる独特な雰囲気ですので好みが分かれるところなのですが、ニンジャ武器と考えればそれはそれでアリかもしれませんね。

 

対応ダーツ・アクセサリ

使用できるのはノーマルダーツのみとなります。エリート2.0ダーツ、もしくは吸盤ダーツが使えます。

 

 

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